19日の海外動向と本日の相場見通し 米株下落を嫌気、日経平均も連れ安へ

20日の大阪ナイトセッションの日経先物3月物は前日比320円安の20600円、高値は200400分の21120円、安値は200505分の20500円でした。19日のNYダウは反落、前日比351.98ドル安の23323.66ドルでした。ナスダック総合株価指数は、同147.084ポイント安の6636.827ポイントでした。FRBFOMCで、今年4回目の追加利上げを決定し、来年の利上げ想定回数を3回から2回に下方修正しました。しかしながら、「利上げを早期に停止する」ほど「ハト派」寄りではないと受け止められた上、パウエルFRB議長が記者会見で金融政策の正常化で進める資産圧縮について「変更はない」と発言し、株式は売られました。NY原油先物相場は4日ぶりに反発、WTI期近の2019年1月物は前日比0.96ドル高の1バレル47.20ドルでした。円相場は横ばい、前日と同じ1ドル=1124555銭でした。

 

米株安を受け、本日の日経平均は下落する見通しです。想定レンジは21600円±300円程度です。リスク回避目的の売り圧力の強い状況が終日続くでしょう。その一方、後場は日銀のETF買いへの思惑で下げ渋るとみています。

 

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