27日の海外動向と本日の相場見通し 欧米長期金利低下、米株安で日経も軟調推移
28日の大阪ナイトセッションの日経先物6月物は前日比180円安の21200円、高値は27日16時57分の21380円、安値は28日00時54分の21060円でした。27日のNYダウは3日ぶりに反落、前日比32.14ドル安の25625.59ドルでした。ナスダック総合株価指数は反落、同48.145ポイント安の7643.377ポイントでした。NY原油先物相場は反落、WTI期近の5月物は前日比0.53ドル安の1バレル59.41ドルでした。NY円相場は1ドル=110円45~55銭、15銭円高・ドル安でした。
ドラギECB総裁が27日の講演で物価が上がらない状況が続くなら、利上げ時期を再び先送りする考えを示したため、ドイツの10年物国債利回りのマイナス幅が拡大し、米10年物国債利回りが一時2.35%と17年12月中旬以来、約1年3カ月ぶりの低水準を付ける場面がありました。現在の相場では、この米長期金利の低下は材料視されます。このため、本日の日経平均も軟調に推移するでしょう。想定レンジは21200円±200円程度です。
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