2日の海外動向と本日の相場見通し ナスダック高や上海株高で、日経は底堅い
３日の大阪ナイトセッションの日経先物６月物は前日比70円高の21540円、高値は２日22時56分の21560円、安値は始値の21470円でした。２日のＮＹダウは４日ぶりに反落、前日比79.29ドル安の26179.13ドルでした。通期予想の下方修正が嫌気されたドラッグストア大手ウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスが12.81％と急落し、ダウを１銘柄で55.12ドル押し下げました。ナスダック総合株価指数は４日続伸、前日比19.779ポイント高の7848.689ポイントでした。ＮＹ原油先物相場は続伸、ＷＴＩ期近の５月物は前日比0.99ドル高の１バレル62.58ドルでした。ＮＹ円相場は４ぶりに反発、前日比５銭円高・ドル安の１ドル＝111円25～35銭でした。
ＮＹダウは弱かったものの、ナスダックは堅調なため、本日の日経平均は底堅い動きが見込めます。想定レンジは21500円±150円程度です。ですが、英国の離脱交渉を担当のＥＵのバルニエ首席交渉官が２日、「合意なき離脱」のシナリオが日増しに現実味を帯びていると発言したと伝わっているため、日経平均の上値は重そうです。一方、２日の上海総合指数が３日続伸し、前日比6.4617ポイント高の3176.8227ポイントと、18年５月以来の高値を付けたことは相場を力強く支える要因です。
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