9日の海外動向と本日の相場見通し 米国とEU対立激化懸念で、日経平均は軟調推移

10日の大阪ナイトセッションの日経先物6月物は前日比120円安の21620円、高値は9日1835分の21770円、安値は9日2249分の21580円でした。9日のNYダウは続落、前日比190.44ドル安の26150.58ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落、同44.606ポイント安の7909.278ポイントでした。トランプ米大統領は9日、エアバスに支給する補助金が不当だとして、110億ドル分のEU製品に関税を課す姿勢を示しました。これが嫌気されました。NY原油先物相場は3日ぶりに反落、WTI期近の5月物は前日比0.42ドル安の1バレル63.98ドルでした。NY円相場は続伸、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=1111020銭でした。

 

IMFが9日、世界経済見通しで、19年の成長率予測を3.3%と、1月時点から0.2ポイント引き下げました。また、トランプ大統領はツイッターに「WTOは、EUによるエアバスへの補助金が米国にマイナスの影響を及ぼしていると判断した。110億ドルのEU製品に関税をかける!EUは長年にわたり米国との貿易に乗じてきた。こうしたことは近く終わる!」(The World Trade Organization finds that the European Union subsidies to Airbus has adversely impacted the United States, which will now put Tariffs on $11 Billion of EU products! The EU has taken advantage of the U.S. on trade for many years. It will soon stop!)と投稿しました。米国とEUとの間で、貿易をめぐる対立が激しくなっています。これは世界経済、世界の株式市場にネガティブです。日経平均の想定レンジは21600円±200円程度です。

 

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