５日の海外動向と本日の相場見通し 米国株高で日経は強含みもみあい
６日の大阪ナイトセッション日経平均先物12月物は前日比30円高の23350円、高値は６日00時01分の23380円、安値は５日17時23分の23280円でした。５日のＮＹダウは３日続伸、前日比30.52ドル高の27492.63ドルと連日で過去最高値を更新しました。ナスダック総合株価指数も３日続伸、同1.480ポイント高の8434.680ポイントと、こちらも最高値で終えました。英フィナンシャル・タイムズ（ＦＴ）が５日、米政権が９月に中国製品に課した制裁関税の取り下げを検討していると報じたことや、５日発表の10月のＩＳＭ非製造業景況感指数が54.7と、市場予想の53.5を上回ったことが好感されました。ＮＹ原油先物相場は３日続伸、ＷＴＩ期近の12月物は前日比0.69ドル高の１バレル57.23ドルでした。ＮＹ円相場は３日続落、前日比55銭円安・ドル高の１ドル＝109円10～20銭でした。
米国株高を受け、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。想定レンジは23350円±200円程度です。ただし、昨日の大幅高の反動や、米国株が強いとはいえ上値が重かったことを考えれば、日経平均は「強含みもみあい」ということになりそうです。なお、本日の日経新聞によれば、「５日は東証１部で247銘柄と７カ月ぶりの高水準となった。100銘柄を超したのは９日連続で、建設やサービスなど内需株の高値が目立つ。半導体関連株にけん引される格好で日経平均株価が上昇する一方、業績の伸びが大きい内需株にも買いが広がっている。」そうです。本日以降も、このような好業績の内需株物色が継続することになりそうです。
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