9日の海外動向と本日の相場見通し 米株最高値も、3連休、雇用統計控え、日経の上値は重い

10日の大阪ナイトセッション日経平均先物3月物は前日比30円高の23730円、高値は9日1658分の23780円、安値は100234分の23690円でした。9日のNYダウは続伸、前日比211.81ドル高の28956.90ドルと、2日以来となる過去最高値を更新しました。ナスダック総合株価指数は同74.184ポイント高の9203.426ポイント、S&P500種株価指数も同21.65ポイント高の3274.70ポイントと、両指数とも過去最高値を更新しました。中国商務省の報道官が9日、貿易協議の第1段階の合意文書について、劉鶴副首相が渡米し、15日にも署名すると発表したことが好感されました。NY原油先物相場は3日続落、WTI期近物の2月物は前日比0.05ドル安の1バレル59.56ドルでした。NY円相場は4日続落、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=1094555銭でした。

 

米国株高、円安を受け、本日の日経平均は堅調推移が期待できます。想定レンジは23750円±200円程度です。ですが、日本時間今夜に12月の米雇用統計発表が予定されています。また、日本は、3連休を前にした買い方のポジション高調整の売りも出るでしょう。このため、上値は重そうです。その一方、売り叩く材料も見当たらないため、下値も堅いでしょう。結果、膠着感の強い相場が終日続きそうです。

 

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