5日の海外動向と本日の相場見通し 米株安・円高で日経平均は軟調、資金は安全資産へ
6日の大阪ナイトセッション日経平均先物3月物は前日比580円安の20790円、高値は5日16時52分の21330円、安値は6日03時15分の20740円でした。5日のNYダウは反落、前日比969.58ドル安の26121.28ドルでした。ナスダック総合株価指数も反落、同279.493ポイント安の8738.595ポイントでした。クオモ・ニューヨーク州知事が5日、同州の感染者数が一晩で22人に倍増したと発表したことや、4日にはカリフォルニア州が州全域に非常事態宣言を出したことが嫌気されました。NY原油先物相場は続落、WTI期近の4月物は前日比0.88ドル安の1バレル45.90ドルでした。NY円相場は反発、前日比1円40銭円高・ドル安の1ドル=106円10~20銭でした。一時105円97銭と2019年9月4日以来、ほぼ半年ぶりの円高・ドル安水準を付けました。
米株安、円高を受け、本日の日経平均は軟調推移が見込まれます。想定レンジは20800円±300円程度です。5日は米長期金利が一時0.89%と過去最低を更新しました。安全通貨の円も買われています。5日のNY金先物相場も反発、4月物は前日比25.0ドル高の1トロイオンス1668.0ドルでした。このように、投資資金は安全資産に逃避しています。一方、5日のVIX指数は前日比7.63(23.85%)高の39.62でした。連日の米株の乱高下で同指数は高水準です。これではリスクパリティ型のファンドからの売りは止まりません。
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