本日の相場見通し テクニカルは日米共に良好、ただし、米中対立激化は懸念
22日のVIX指数は前日比1.37(4.64%)安の28.16でした。また、VXMは前日比0.84(2.6%)安の31.54で、VIX/VXVレシオは前日比0.02(2.1%)安の0.89でした。同レシオが1を下回っているので米株式相場は好調といえます。一方、22日の日本でも、プット・コールレシオは0.63、新高値銘柄数51、新安値銘柄数1、東証1部の騰落レシオ(25日平均)は119.44と、やや過熱感を伴いながらも、強気相場が継続している様子が窺えます。
政府は東京など5都道県で続く新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の解除について本日基本的対処方針等諮問委員会を開いて諮問し、そこで解除が妥当と判断されれば政府の対策本部で正式に決める見通しです。また、小池百合子東京都知事は本日、宣言が解除されれば、26日午前0時から休業要請を段階的に緩和する考えを示しています。この日本全国規模での経済活動の段階的な再開は株式市場にはポジティブです。ただし、中国は22日開幕した全人代で香港の社会統制を強める「香港国家安全法」を制定すると発表しました。一方、米商務省は22日、新疆ウイグル自治区の少数民族弾圧や米国技術の軍事転用に関わっているとして、中国の政府機関やハイテク企業など計33団体・企業に事実上の禁輸措置を発動すると発表しました。香港、新疆ウイグル自治区問題を絡めて、米中の対立激化が懸念されています。これはネガティブです。結果として、日経平均は下値は堅いながらも、上値も重そうです。想定レンジは20600円±200円程度です。
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