21日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均が19500円をガンガン超えて上がるには材料不足

22日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比60円高の19440円、高値は22日00時43分の19470円、安値は21日17時20分の19340円でした。21日のNYダウは8日続伸、17日比118.95ドル高の20743.00ドルと、終値で8日続けて過去最高値を更新しました。小売業界を中心に好決算が相次いだことが好感されました。ナスダック総合株価指数は続伸し、同27.371ポイント高い5865.949ポイント、S&P500種株価指数も続伸し、主要3指数は前週末に続いて同時に過去最高値を更新しました。NY原油先物相場は3日続伸、WTI期近の3月物は前週末比0.66ドル高の1バレル54.06ドルでした。NY円相場は4日ぶりに反落し、17日比85銭円安・ドル高の1ドル=113円65~75銭でした。

 

堅調な米国株や、1ドル=113円台後半の円安は追い風ですが、日経平均が19500円をガンガン超えて上がるには材料不足でしょう。想定レンジは19450円±150円程度です。基本的には、トランプ米大統領による、経済などの基本政策を示す議会演説を28日に控えているため、ドル/円相場は大きく動きそうにありません。結果、日経平均も大きな変動はなく、且つ、様子見気分が強いため、東証1部の閑散相場は続きそうです。

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