4日の海外動向と各種テクニカル指標 ナイトセッションの日経平均先物12月物は前日比40円高の26820円

5日の大阪ナイトセッションの日経平均先物12月物は前日比40円高の26820円、高値は5日01時34分の26870円、安値は4日16時44分の26730円でした。4日のNYダウは4日続伸、前日比248.74ドル高の30218.26ドルと、過去最高値を更新しました。ナスダック総合株価指数は続伸、同87.050ポイント高の12464.232ポイントと連日で過去最高値を更新しました。S&P500種株価指数は反発、同32.40ポイント高の3699.12ポイントと過去最高値を更新しました。11月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数は前月比24万5000人増と市場予想の45万人増程度を大幅に下回り、10月の61万人増からも大幅に鈍化しました。ペロシ民主党下院議長は雇用統計を受けて4日、追加の経済対策合意への「機運が高まっている」と指摘しました。また、バイデン前副大統領も4日の演説で追加の財政出動を早期に決定するよう要請したため、与野党が早期に合意に至るとの観測が一段と高まりました。NY原油先物相場は3日続伸、WTI期近の2021年1月物は前日比0.62ドル高の1バレル46.26ドルでした。NY金先物相場は4日ぶりに反落、2月物は前日比1.1ドル安の1トロイオンス1840.0ドルでした。NY円相場は反落、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=104円15~25銭でした。

 

4日のVIX指数は前日比0.49(2.30%)安の20.79でした。また、VIX3Mは同0.27(1.10%)安の24.29で、VIX/VIX3Mレシオは同0.01(1.22%)安の0.86と、1を割り込んでいます。米国株式市場が落ち着きを取り戻しています。このため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性は大幅に低下しています。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比0.62(0.47%)高の133.08でした。

 

一方、4日の日本では、プット・コールレシオは0.41と前日の0.46から低下しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は115.35と前日の112.31から上昇しました。新高値銘柄数は81、新安値銘柄数は10でした。

 

なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は4日現在「水平」継続です。転換線も「水平」から「上向き」に転換しました。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上に浮上したままで、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は、「水平」継続です。また、4日現在のMACD(12日-26日)は725.76と前日の741.69から低下、シグナル(9日)は713.45と前日の700.97から上昇、ヒストグラム(=MACD -シグナル)は12.30と前日の40.72から低下し、「買い」継続です。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は2日です。

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