4月30日のマザーズの動向と各種テクニカル指標
4月30日の東証マザーズ指数は28日終値比9.54(0.79%)安の1201.77と、続落しました。5日移動平均線(30日現在1213.49)、25日移動平均線(同1221.55)、75日移動平均線(同1230.46)全て下回っています。出来高は5714万株、売買代金は1057億円でした。なお、3月9日安値の1113.58が「1番底」、3月18日の1256.51が「ネックライン」、3月25日の1138.11が「2番底」です。そして、4月19日に1263.73と、遂に「ネックライン(1256.51)」をブレイクしました。しかし、現在は、それを割り込んでいます。その一方で、3月9日安値は1113.58であり、2020年12月22日の1125.60とほぼ同水準で「下げ止まり」ました。このため「1113.58と1125.60に挟まれるゾーン」は中期的な下値サポートゾーンといえるでしょう。
日足ベースの一目均衡表では、4月30日現在基準線は「水平」を継続しました。転換線は「水平」から「下向き」に転換しました。転換線と基準線との関係は「好転」を継続しました。遅行スパンは「26日前の日足」を上回っており、「好転」を継続しました。ただし、遅行スパンは「雲を下抜け」を継続しました。先行スパンのクロスは、2021年4月9日でしたが、今後に関しては、現在は確認できません。先行スパン2は「水平」を継続しました。また、4月30日現在のMACD(12日-26日)はマイナス0.86、シグナル(9日)は3.96、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス4.83と、「売り」継続です。売り転換は4月22日でした。そして、騰落レシオ(25日)は84.44、新高値銘柄は2、新安値銘柄は37でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。
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