12月29日　カブ知恵　モーニングミーティング議事録

本日の個別銘柄動向コメント

ステムリム（4599）

12月28日、「レダセムチドを含む新規 HMGB1 断片ペプチドに関する物質特許登録（中国）のお知らせ」を発表しました。これが買い材料視されそうです。同社から塩野義製薬株式会社へ導出済みの再生誘導医薬開発候補品レダセムチド（HMGB11）より創製したペプチド医薬、開発コード：S-005151）に係る物質特許の出願について、下記のとおり中国で特許が登録されることとなりました。

サスメド（4263）

12月27日、「不眠症治療用アプリに関する塩野義製薬株式会社との販売提携契約締結について」を発表しました。これが引き続き買い材料視されそうです。本契約に基づき、同社は本アプリの製造販売業者として、本アプリの開発、薬事承認取得及び保険償還に向けた準備を進め、本アプリの日本における独占的販売権を塩野義製薬が獲得します。同社は塩野義製薬から、契約締結に伴う一時金のほか、今後の開発進展などに応じたマイルストン収入として総額最大 47 億円を受領し、また製品上市後の販売額に応じたロイヤリティーを受領します。

イメージ情報開発（3803）

12月24日、「業務提携に関するお知らせ」を発表しました。これが引き続き買い材料視されそうです。同社は、3PLATZ株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役：神谷和秀、以下「3PLATZ」）との間で業務提携契約を締結いたしました。業務提携の推進事項は、① 3PLATZの新規サービスおよびフィンテックプラットフォームシステムの共同研究開発② 3PLATZの提供するサービスにおける、当社クラウドサービスの利用③ 両社サービスのプロモーションにおける協力、および当社顧客への3PLATZサービスの提供④ 当社の新規クラウドサービス開発における協力。

相場観

12月28日の日経平均は前日比392.70円（1.37％）高の29069.16円と、３日ぶりに大幅反発しました。５日移動平均線（28日現在28777.75円）、25日移動平均線（同28530.94円）、75日移動平均線（同29057.70円）、200日移動平均線（同28831.17円）全て上回っています。12月29日の大阪証券取引所における日経平均先物３月物の夜間取引終値は前日比20円高の28960円、高値は28日23時58分の29040円、安値は28日16時42分の28910円でした。12月28日の東証１部の騰落レシオ（25日移動平均）は88.50と前日の83.26から上昇しました。新高値銘柄数は48、新安値銘柄数は91でした。また、28日現在のＭＡＣＤ（12日－26日）はマイナス24.60と前日のマイナス66.68から上昇し、シグナル（9日）はマイナス110.32と前日のマイナス128.28から上昇しました。ヒストグラム（＝MACD －シグナル）は85.72と前日の61.60から上昇しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー（株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。）は４日です。

28日のＮＹダウは５日続伸し、前日比95.83ドル高の36398.21ドルでした。一方、ナスダック総合株価指数は５日ぶりに反落し、同89.538ポイント安の15781.724ポイントでした。景気敏感株を中心に買われたものの、ハイテク株には利益確定の売りが出ました。

ＮＹダウは上昇したものの、ナスダックが下落したことで、29日の日経平均は膠着し、一進一退の動きになりそうです。年末で市場参加者が減っており、退屈な相場になりそうです。本日の日経平均の想定レンジは29000円±300円程度です。

一方、12月28日の東証マザーズ指数は前日比4.65ｐ（0.47％）高の989.99ｐと、反発しました。12月21日には942.64ｐまで下落して年初来安値を更新していました。５日移動平均線（28日現在994.47ｐ）、25日移動平均線（同1031.17ｐ）、75日移動平均線（同1098.49ｐ）、200日移動平均線（同1134.55ｐ）全て下回っています。200日移動平均線については、11月16日に、ようやく上抜きましたが、11月19日にあっさりと割り込みました。ですが、11月22日に再び上回り、11月24日にまた下回りました。出来高は１億2059万株、売買代金は2062億円でした。

関連記事はこちら

14日の海外動向と本日の相場見通し　日経平均は昨日終値付近で膠着 22日の海外動向　クリスマス休暇入りの投資家多く、動意薄 10日の海外動向と本日の相場見通し　ドル下落を受け日経平均は続落へ 20日の海外動向と各種テクニカル指標