3月23日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

相場観

3月22日の日経平均は前日比396.68円(1.48%)高の27224.11円と、大幅に6日続伸しました。5日移動平均線(22日現在26362.58円)、25日移動平均線(同26263.96円)を上回っています。一方、75日移動平均線(同27480.16円)、200日移動平均線(同28287.33円)共に下回っています。3月23日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比370円高の27440円、高値は23日04時48分の27500円、安値は22日16時30分の始値の27090円でした。22日の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は91.99と前日の94.18から低下しました。新高値銘柄数は41、新安値銘柄数は3でした。また、22日現在のMACD(12日-26日)はマイナス176.44、シグナル(9日)はマイナス486.49でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はプラス310.05でした。これは3月16日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。

 

一方、22日の東証マザーズ指数は前日比14.18p(1.92%)安の725.96pと、大幅に4日ぶりに反落しました。5日移動平均線(22日現在705.97p)、25日移動平均線(同708.21p)共に上回っています。一方、75日移動平均線(同839.89p)、200日移動平均線(同1023.43p)共に下回っています。22日の東証マザーズの騰落レシオ(25日移動平均)は91.17でした。新高値銘柄数は4、新安値銘柄数は2でした。また、22日現在のMACD(12日-26日)はマイナス15.63、シグナル(9日)はマイナス25.46でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はプラス9.83でした。これは3月17日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。

 

22日のNYダウは反発し、前日比254.47ドル高の34807.46ドルでした。ナスダック総合株価指数も反発し、同270.357ポイント高の14108.817ポイントでした。米長期金利が上昇し、利ざや改善が見込める金融株が買われました。市場予想を上回る決算を発表したナイキが買われ、他の消費関連銘柄も買われました。また、長期金利上昇でもグロース株も買われました。

 

22日の米国株が反発したので、本日の日経平均は7日続伸スタートが見込まれます。22日の米10年物国債利回りは前日比0.09%高の2.38%でした。一時2.39%と、2019年5月以来の水準に上昇しました。市場では5~6月のFOMCで利上げ幅が通常の倍の0.5%になるとの予想が強まっており、ゴールドマン・サックスは21日、5月と6月のFOMCで連続して政策金利が0.5%引き上げられると予想しました。それでも、ナスダック総合株価指数が反発したことで、売り材料が見当たらない状況です。ですが、流石に短期的な過熱感はあるので、買い一巡後は、伸び悩むでしょう。日経平均の想定レンジは27600円±400円程度です。ただし、売り方の買い戻しや、出遅れた投資家からの押し目買いが入るため、そう簡単には下がりそうにありません。

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