7月8日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

相場観

7月7日の日経平均は前日比382.88円(1.47%)高の26490.53円と、大幅反発しました。5日移動平均線(7日現在26222.22円)を上抜きました。一方、25日移動平均線(同26772.96円)、75日移動平均線(同26958.41円)、100日移動平均線(同26797.04円)、200日移動平均線(同27751.72円)全て下回っています。7月8日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比130円高の26620円、高値は8日03時02分の26680円、安値は7日20時25分の26450円でした。7日の騰落レシオ(6日移動平均)は94.00でした。新高値銘柄数は50、新安値銘柄数は28でした。また、7日現在のMACD(12日-26日)は172.69、シグナル(9日)はマイナス162.95でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス9.73でした。これは7月4日にマイナス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。ちなみに、7日時点の当社の「天井確認10項目」のうち「1つ」(前日も1つ)、「大底確認10項目」のうち「1つ」(前日も1つ)が点灯している状況です。

 

7日のNYダウは続伸し、前日比346.87ドル高の31384.55ドルでした。ナスダック総合株価指数は4日続伸し、同259.494ポイント高の11621.346ポイントでした。 ブルームバーグ通信が7日、「中国政府はインフラ投資加速へ向け、地方政府の2200億ドル相当の特別債発行を許可する」と報じたことが買い材料になりました。

 

7日の米国株は、本日の日経平均にポジティブです。また、昨日の日経平均が5日移動平均線を上回り、同線が上向いたことで、短期需給が改善しました。なお、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が7月1日の25935.62円を下回る必要があります。現時点で、そこまで下落する確率はほぼないとみています。このため、本日のテクニカル上の注目ポイントは5日移動平均線を上回って推移するか否かです。7日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比1.54(6.42%)安の22.43でした。下値不安は後退したようです。本日の日経平均の想定レンジは前日終値26490.53円±400円程度です。

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