8月8日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
8月5日の日経平均は前日比243.67円(0.87%)高の28175.87円と、3日続伸しました。5日移動平均線(5日現在27887.61円)、25日移動平均線(同27166.91円)、75日移動平均線(同26944.87円)、100日移動平均線(同26981.75円)、200日移動平均線(同27558.91円)全て上回っています。6日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比60円安の28110円、高値は5日23時16分の28210円、安値は5日21時55分の27980円でした。5日の騰落レシオ(6日移動平均)は96.70%でした。新高値銘柄数は76、新安値銘柄数は15でした。また、5日現在のMACD(12日-26日)は330.16、シグナル(9日)は306.153でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は23.63でした。これは7月8日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は1日です。ちなみに、5日時点の当社の「天井確認10項目」のうち「3つ」(前日は2つ)が点灯している状況です。
5日のNYダウは反発し、前日比76.65ドル高の32803.47ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落し、同63.025ポイント安の12657.555ポイントでした。朝方発表の7月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数は前月比52万8000人増と、増加幅は6月の39万8000人から拡大し、市場予想の25万8000人も大きく上回りました。失業率は6月の3.6%から低下し、3.5%と2020年2月以来の低水準となりました。平均時給の伸び率は、前年同月比5.2%と、市場予想の4.9%を上回りました。これを受け、5日の米10年物国債利回りは前日比0.14%高い2.83%で取引を終えました
好調な7月の米雇用統計を受け、金利先物の動きから金融政策を予測する「フェドウオッチ」では5日、FRBが7月に続き、9月も0.75%の利上げを決める確率が大きく上昇しました。また、5日の米国株式市場では、金融株や景気敏感株が買われた一方、金利上昇で、株価指標面で割高感が意識されやすいハイテク株が売られました。このため、本日8日の東京株式市場では、大型バリュー株が買われ、小型グロース株が売られる見通しです。日経平均については、テクニカル的には、5日時点で5日移動平均線を2日連続で上回っています。また、5日移動平均線自体は上向きを続けています。なお、5日移動平均線が上向きを続けるためには、本日終値が8月1日の27993.35円を上回る必要があります。上値では利食いが出てくるため、日経平均は5日終値28175.87円アラウンドで膠着するとみています。ただし、売り方の買い戻しや、押し目買いニーズも強いため、下値は堅いともみています。4日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比1.10(5.71%)高の20.35でした。本日の日経平均の想定レンジは5日終値28175.87円±400円程度です。
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