８月10日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
８月９日の日経平均は249.28円（0.88％）安の27999.96円と、５日ぶりに反落しました。５日移動平均線（９日現在28019.83円）を下回りました。一方、25日移動平均線（同27333.30円）、75日移動平均線（同26977.73円）、100日移動平均線（同27039.53円）、200日移動平均線（同27556.70円）全て上回っています。10日の大阪証券取引所における日経平均先物９月物の夜間取引終値は前日比110円安の27850円、高値は9日18時03分の28000円、安値は10日01時53分の27780円でした。９日の騰落レシオ（６日移動平均）は79.77％でした。新高値銘柄数は80、新安値銘柄数は24でした。また、９日現在のＭＡＣＤ（12日－26日）は338.38、シグナル（9日）は321.35でした。ヒストグラム（＝MACD －シグナル）は17.03でした。これは７月８日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー（株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。）は２日です。ちなみに、９日時点の当社の「天井確認10項目」のうち「２つ」（前日は４つ）が点灯している状況です。
９日のＮＹダウは３日ぶりに反落し、前日比58.13ドル安の32774.41ドルでした。ナスダック総合株価指数は３日続落し、同150.530ポイント安の12493.929ポイントでした。9日のマイクロン・テクノロジーや、8日のエヌビディアなど、半導体大手の業績予想の下方修正が相次ぎ、ハイテク株が売られました。
９日の日経平均は前日比249.28円安でした。しかし、８日に発表した決算内容が嫌気された東京エレクトロン（8035）が前日比8.25％安、ソフトバンクグループ（9984）が同7.02％安で取引を終え、この２銘柄で日経平均を228.43円押し下げました。とはいえ、９日の騰落レシオ（６日移動平均）は79.77％と、前日の111.81％から急落しました。９日の値上がり銘柄数は581、値下がり銘柄数は1198でした。日経平均については、テクニカル的には、９日時点で５日移動平均線を下回りましたが、５日移動平均線自体は上向きを続けています。なお、５日移動平均線が上向きを続けるためには、本日終値が８月３日の27741.90円を上回る必要があります。本日は、上値では利食いが出てくる見通しのため、日経平均は９日終値27999.96円アラウンドで膠着するとみています。ただし、売り方の買い戻しや、押し目買いニーズも強いため、下値は堅いともみています。９日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.80（4.37％）高の19.11でした。本日の日経平均の想定レンジは９日終値27999.96円±400円程度です。
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