8月18日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
8月17日の日経平均は前日比353.86円(1.23%)高の29222.77円と、大幅反発しました。5日移動平均線(17日現在28665.95円)、25日移動平均線(同27772.45円)、75日移動平均線(同27086.57円)、100日移動平均線(同27154.70円)、200日移動平均線(同27546.98円)全て上回っています。18日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比180円安の29010円、高値は17日16時30分の29190円、安値は18日00時48分の28890円でした。17日の騰落レシオ(6日移動平均)は136.83%でした。新高値銘柄数は139、新安値銘柄数は1でした。また、17日現在のMACD(12日-26日)は478.38、シグナル(9日)は365.37でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は113.02でした。これは8月12日にプラス転換しました。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は2日です。ちなみに、17日時点の当社の「天井確認10項目」のうち「7つ」(前日は4つ)が点灯している状況です。
17日のNYダウは6日ぶりに反落し、前日比171.69ドル安の33980.32ドルでした。ナスダック総合株価指数は続落し、同164.426ポイント安の12938.123ポイントでした。米長期金利が上昇したことが嫌気されました。また、短期的な過熱感から利益確定売りが優勢でした。17日の米10年物国債利回りは前日比0.10%高い2.90%でした。一時2.91%と7月下旬以来の水準に上昇する場面がありました。なお、FRBが公表した7月開催分のFOMC議事要旨で、「どこかの時点で利上げペースを緩めることが適切になる」と判断していたことが分かったため、タカ派色は強くないと市場は認識したようです。
本日の日経平均については、軟調な展開を想定しています。ただし、売り方の買い戻しや、押し目買いニーズも強いため、下値は堅いともみています。テクニカル的には、17日時点で5日移動平均線を上回っており、5日移動平均線自体も上向きを続けています。なお、5日移動平均線が上向きを続けるためには、本日終値が8月10日の27819.33円を上回る必要があります。17日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.31(1.70%)高の18.56でした。本日の日経平均の想定レンジは17日終値29222.77円±400円程度です。
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