9月8日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

9月7日の日経平均は前日比196.21円(0.71%)安の27430.30円と、反落しました。5日移動平均線(7日現在27597.75円)、25日移動平均線(同28245.49円)、200日移動平均線(同27467.10円)を下回っています。一方、75日移動平均線(同27413.42円)、100日移動平均線(同27242.62円)共に上回り続けています。9月8日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比260円高の27720円、高値は8日04時09分の27740円、安値は7日16時31分の27460円でした。7日の騰落レシオ(6日移動平均)は48.08%でした。新高値銘柄数は16、新安値銘柄数は89でした。また、7日現在のMACD(12日-26日)はマイナス68.76、シグナル(9日)は120.40でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス189.16でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。ちなみに、7日時点の当社の「大底確認10項目」のうち「4つ」(前日も4つ)が点灯している状況です。

 

7日のNYダウは3日ぶりに大幅に反発し、前日比435.98ドル高の31581.28ドルでした。ナスダック総合株価指数は8日ぶりに大幅に反発し、同246.991ポイント高の11791.900ポイントでした。7日の米10年物国債利回りは前日比0.09%低い3.26%で取引を終えました。この長期金利の低下が好感されました。また、WTI期近の10月物は前日比4.94ドル安の1バレル81.94ドルでした。一時は81.70ドルと1月以来の安値を付ける場面がありました。この原油先物安も、インフレ圧力低下という面で株式の買い材料になりました。

 

本日の東京株式市場については、7日の米株高がポジティブです。また、7日の東京外国為替市場では、円安の流れが止まらず、円相場は一時、1998年8月以来、およそ24年ぶりに、1ドル=144円台まで円安が進みました。この円安も我が国外需株にポジティブです。よって、強含みもみあいを想定します。日経平均については、テクニカル的に、5日移動平均線自体は8月22日に下向きに転じたままです。5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が9月1日の27661.47円を上回る必要があります。7日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比1.18(5.98%)高の20.90でした。本日の日経平均の想定レンジは7日終値27430.30円±400円程度です。

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