9月26日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

9月22日の日経平均は前日比159.30円(0.58%)安の27153.83円と、続落しました。5日移動平均線(22日現在27519.79円)、25日移動平均線(同28062.51円)、75日移動平均線(同27504.67円)、100日移動平均線(同27330.55円)、200日移動平均線(同27390.23円)全て下回っています。9月24日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比610円安の26420円、高値は22日17時03分の27180円、安値は24日01時31分の26250円でした。22日の騰落レシオ(6日移動平均)は56.99%でした。新高値銘柄数は9、新安値銘柄数は88でした。また、22日現在のMACD(12日-26日)はマイナス144.63、シグナル(9日)はマイナス23.95でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス120.67でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。ちなみに、22日時点の当社の「大底確認10項目」のうち「3つ」(前日は2つ)が点灯している状況です。

 

22日のNYダウは3日続落し、前日比107.10ドル安の30076.68ドルでした。ナスダック総合株価指数も3日続落し、同153.387ポイント安の11066.805ポイントでした。欧米の中央銀行が大幅な利上げを継続していることで、世界景気鈍化懸念が強まり、リスクアセットの株式が売られました。まず、FRBは9月21日のFOMCで、3会合連続で0.75%の大幅利上げを決めました。また、年内2回の会合で合計1.25%の利上げを見込んでいることが判明しました。そして、来年には現在3.1%の政策金利を4.6%に引き上げ、24年も3.9%と4%近い水準を維持するとの予想を示しています。一方、欧州では、9月8日にはECBが0.75%の利上げを決定しました。そして、22日に英イングランド銀行が0.5%、スイス国立銀行が0.75%の利上げを決めています。ちなみに、22日の米10年物国債利回りは前日比0.18%高い3.71%と、2011年2月以来の高水準で取引を終えました。

 

本日の東京株式市場については、22日の米株の下落がネガティブ材料です。日経平均については、テクニカル的に、5日移動平均線自体は9月15日に下向きに転じました。5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が9月15日の27875.91円を上回る必要があります。ハードルは高いです。22日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.96(4.25%)安の21.61でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは22日終値27153.83円±400円程度です。23日のロンドン金融市場で英国債の利回りが急騰しました。トラス政権が大規模な減税策と国債の増発計画を打ち出し、財政や債券需給の悪化懸念が強まり、ポンドは対ドルで37年ぶりの安値をつけました。この余波が、本日の東京株式市場にもネガティブな影響を及ぼす見通しです。

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