9月30日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
9月29日の日経平均は前日比248.07円(0.95%)高の26422.05円と、反発しました。5日移動平均線(29日現在26550.66円)、25日移動平均線(同27681.70円)、75日移動平均線(同27416.00円)、100日移動平均線(同27315.98円)、200日移動平均線(同27360.52円)全て下回っています。9月30日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比190円安の26150円、高値は29日20時19分の26350円、安値は29日23時16分の始値26020円でした。29日の騰落レシオ(6日移動平均)は63.84%でした。新高値銘柄数は25、新安値銘柄数は47でした。また、29日現在のMACD(12日-26日)はマイナス407.16、シグナル(9日)はマイナス180.34でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス226.83でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は8日です。ちなみに、29日時点の当社の「大底確認10項目」のうち「2つ」(前日は5つ)が点灯している状況です。
29日のNYダウは反落し、前日比458.13ドル安の29225.61ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日ぶりに大幅に反落し、同314.13ポイント安の10737.51ポイントでした。S&P500種株価指数は反落し、78.57ポイント安の3640.47ポイントと、年初来安値を更新しました。前日に急低下した米長期金利が再び上昇したことが嫌気されました。
本日の東京株式市場については、29日の米国株安が嫌気される見通しです。日経平均については、テクニカル的に、5日移動平均線自体は9月15日に下向きに転じました。5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が9月22日の27153.83円を上回る必要があります。ハードルは高いです。29日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比1.30(4.94%)安の25.03でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは29日終値26422.05円±400円程度です。なお、足元で世界の金融・為替市場の火種となっている英国に関しては、BOEの緊急措置はあくまでも時限措置であり、引き締め開始時期の延期です。また、トラス英首相は9月29日、英BBCラジオとのインタビューで、「政府は正しいことをした。これは正しい計画だ」と自身の経済政策について述べました。まだまだ、混乱が続くとみておくべきでしょう。
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