10月19日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
10月18日の日経平均は前日比380.35円(1.42%)高の27156.14円と、大幅反発しました。5日移動平均線(18日現在26731.39円)、25日移動平均線(同27085.59円)を上回っています。一方、75日移動平均線(同27464.84円)、100日移動平均線(同27344.63円)、200日移動平均線(同27254.24円)全て下回っています。19日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比20円安の27170円、高値は18日21時50分の27310円、安値は18日00時38分の26960円でした。18日の騰落レシオ(6日移動平均)は88.88%でした。新高値銘柄数は79、新安値銘柄数は10でした。また、18日現在のMACD(12日-26日)はマイナス216.55、シグナル(9日)はマイナス302.41でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は85.86でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。ちなみに、18日時点の当社の「天井確認10項目」のうち「2つ」(前日も2つ)が点灯している状況です。
18日のNYダウは続伸し、前日比337.98ドル高の30523.80ドルでした。ナスダック総合株価指数も続伸し、同96.601ポイント高の10772.402ポイントでした。ゴールドマン・サックスが18日朝に発表した7~9月期純利益は前年同期比43%減と減益でしたが、債券トレーディング収益は好調で1株利益が市場予想を上回ったことが好材料視されました。
本日の東京株式市場については、米国株高が好感される見通しです。日経平均については、テクニカル的に、5日移動平均線自体は10月18日に上向きに転じました。5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が10月12日の26396.83円を下回る必要がありますが、5日移動平均線は上向きを継続する可能性が高いでしょう。18日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比1.63(6.51%)安の23.69でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは18日終値27156.14円±400円程度です。テクニカル的には、200日移動平均線(18日現在27254.24円)、10月6日の27399.19円などが上値メドとして、意識されるでしょう。バンク・オブ・アメリカが18日に公表した10月のファンドマネジャー調査は機関投資家のポートフォリオ全体に占める手元資金は6.3%と、2001年4月以来の高水準でした。また、米個人投資家協会(AAII)の9月調査によると株式の比率は3割を割り込む一方、手元資金の比率は2割を超すとのことです。機関投資家も個人投資家も総悲観のようです。ベアマーケット・ラリーが発生した可能性が高そうです。
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