10月24日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

10月21日の日経平均は前日比116.38円(0.43%)安の26890.58円と、続落しました。5日移動平均線(21日現在27017.37円)、25日移動平均線(同26916.93円)、75日移動平均線(同27491.79円)、100日移動平均線(同27355.54円)、200日移動平均線(同27229.30円)全て下回っています。22日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比250円高の27150円、高値は終値、安値は21日18時21分の26790円でした。21日の騰落レシオ(6日移動平均)は115.78%でした。新高値銘柄数は31、新安値銘柄数は28でした。また、21日現在のMACD(12日-26日)はマイナス137.11、シグナル(9日)はマイナス243.39でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は106.28でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。ちなみに、21日時点の当社の「天井確認10項目」のうち「2つ」(前日も2つ)が点灯している状況です。

 

21日のNYダウは3日ぶりに反発し、前日比748.97ドル高の31082.56ドルでした。ナスダック総合株価指数も3日ぶり反発し、同244.872ポイント高の10859.716ポイントでした。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が21日朝、「FRBは11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、その次の12月会合での利上げ幅縮小について協議する」と報じました。米長期金利が早朝に一時4.33%と2007年以来の高水準を付けていましたが、この報道を受けて4.2%台に低下しました。この長期金利の低下が買い材料視されました。なお、NY円相場は12営業日ぶりに急反発し、前日比2円35銭の円高・ドル安となる1ドル=147円75~85銭でした。日本政府・日銀が円買い介入を実施し、電子ブローキングシステム(EBS)のデータによると一時144円台まで円が上昇したそうです。

 

本日の東京株式市場については、米国株高が好感される見通しです。日経平均については、テクニカル的に、5日移動平均線自体は10月21日に下向きに転じました。5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が10月17日の26775.80円を上回る必要があります。上回る可能性は高いとみています。21日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.07(0.29%)高の24.06でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは21日終値26890.58円±400円程度です。テクニカル的には、200日移動平均線(21日現在27229.30円)、10月6日の27399.19円などが上値メドとして、意識されるでしょう。外部環境が好転したため、相場全体の下値は堅そうです。

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