11月2日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

11月1日の日経平均は前日比91.46円(0.33%)高の27678.92円と、続伸しました。5日移動平均線(1日現在27429.73円)、25日移動平均線(同26897.92円)、75日移動平均線(同27578.89円)、100日移動平均線(同27337.86円)、200日移動平均線(同27173.34円)全て上回っています。11月2日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比140円安の27550円、高値は11月1日17時12分の27770円、安値は2日00時39分の27500円でした。11月1日の騰落レシオ(6日移動平均)は129.41%でした。新高値銘柄数は72、新安値銘柄数は21でした。また、11月1日現在のMACD(12日-26日)は65.46、シグナル(9日)はマイナス52.59でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は118.05でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。ちなみに、1日時点の当社の「天井確認10項目」のうち「4つ」(前日も4つ)が点灯している状況です。

 

1日のNYダウは続落し、前日比79.75ドル安の32653.20ドルでした。ナスダック総合株価指数も続落し、同97.300ポイント安の10890.846ポイントでした。1日発表の9月の雇用動態調査(JOLTS)で非農業部門の求人件数が1071万7000件と前月から43万7000件増えました。前月比で2カ月ぶりに増え、市場予想を大幅に上回りました。このため、賃金上昇がインフレ圧力を高め、FRBの金融引き締めが長期化するとの見方が強まったことが嫌気されました。

 

本日の東京株式市場については、前日の米国株安が上値圧迫要因となる見通しです。日経平均については、テクニカル的に、5日移動平均線自体は10月24日に上向きに転じました。5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が10月26日の27431.84円を下回る必要があります。11月1日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.91(3.97%)安の22.04でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは11月1日終値27678.92円±400円程度です。テクニカル的には、75日移動平均線(11月1日現在27578.89円)を終値で引き続き上回ることができるか否かに注目しています。市場注目のFOMCとパウエルFRB議長会見は、日本時間11月3日午前3時00分です。日本は、3日は文化の日で祝日ですので、本日は、売り買いともに手控えられる可能性が高そうです

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