11月7日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

11月4日の日経平均は前日比463.65円(1.68%)安の27199.74円と、大幅に続落しました。5日移動平均線(4日現在27446.94円)、75日移動平均線(同27602.10円)、100日移動平均線(同27321.68円)を下回っています。一方、25日移動平均線(同26982.61円)、200日移動平均線(同27164.15円)は上回っています。11月5日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比290円高の27480円、高値は11月4日23時41分の27530円、安値は4日21時30分の27160円でした。11月4日の騰落レシオ(6日移動平均)は73.47%でした。新高値銘柄数は43、新安値銘柄数は73でした。また、11月4日現在のMACD(12日-26日)は78.03、シグナル(9日)はマイナス2.05でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は80.08でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。ちなみに、4日時点の当社の「天井確認10項目」のうち「4つ」(前日は2つ)が点灯している状況です。

 

4日のNYダウは5日ぶりに反発し、前日比401.97ドル高の32403.22ドルでした。ナスダック総合株価指数も5日ぶりに反発し、同132.31ポイント高の10475.25ポイントでした。10月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比26万1000人増と市場予想の20万5000人増を上回ったものの、失業率は3.7%と前月の3.5%から上昇しました。これが好感されました。

 

本日の東京株式市場については、前週末の米国株高が好感される見通しです。日経平均については、テクニカル的に、5日移動平均線自体は11月4日に下向きに転じました。5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が10月28日の27105.20円を上回る必要があります。ハードルは低そうです。11月4日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.31(1.42%)安の21.57でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは4日終値27199.74円±400円程度です。テクニカル的には、75日移動平均線(4日現在27602.10円)を終値で上回ることができるか否かに注目しています。ちなみに、ボストン連銀のコリンズ総裁が4日の講演で、「金融政策を巡る焦点は政策金利を迅速に引き上げることから、十分に引き締め的になるような金利の最終的な到達点を決めることに移っている」と述べたことは、日米株式市場への強烈な追い風と考えています。

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