11月30日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
11月29日の日経平均は前日比134.99円（0.48％）安の28027.84円と、３日続落しました。５日移動平均線（29日現在28194.51円）を下回っています。一方、25日移動平均線（同27751.70円）、75日移動平均線（同27655.87円）、100日移動平均線（同27556.77円）、200日移動平均線（同27197.10円）全て上回っています。11月30日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比80円安の27980円、高値は29日17時36分の28110円、安値は30日01時29分の27900円でした。11月29日の騰落レシオ（６日移動平均）は143.85％でした。新高値銘柄数は26、新安値銘柄数は３でした。また、ＭＡＣＤ（12日－26日）は231.72、シグナル（9日）は231.49でした。ヒストグラム（＝MACD －シグナル）は0.23でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー（株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。）は５日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうち「３つ」（前日は4つ）が点灯している状況です。
29日のＮＹダウは小幅反発し、前日比3.07ドル高の33852.53ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日続落し、同65.720ポイント安の10983.779ポイントでした。30日のパウエルＦＲＢ議長講演が金融引き締めに積極的なタカ派寄りの内容になるとの警戒感を背景にした、米長期金利の上昇が上値を圧迫要因でした。米10年物国債利回りは前日比0.06％高い3.74％でした。
本日の日経平均については、ナスダック安が嫌気されそうです。テクニカル的に、５日移動平均線自体は11月22日に上向きに転じました。５日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が11月22日の28115.74円を下回る必要があります。下向きに転じる可能性は５分５分です。29日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.18（0.97％）高の18.71でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは29日終値28027.84円±400円程度です。
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