1月10日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
1月6日の日経平均は前日比153.05円(0.59%)高の25973.85円と、続伸しました。5日移動平均線(6日現在25939.94円)を上回りました。一方、25日移動平均線(同27049.39円)、75日移動平均線(同27241.34円)、100日移動平均線(同27503.94円)、200日移動平均線(同27271.74円)全て下回っています。1月7日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前日比240円高の26170円、高値は7日05時08分の26200円、安値は6日17時10分の25880円でした。6日の騰落レシオ(6日移動平均)は76.90%でした。新高値銘柄数は9、新安値銘柄数は59でした。また、MACD(12日-26日)はマイナス489.37、シグナル(9日)はマイナス415.69でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス73.68でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は6日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうち「2つ」(前日も2つ)が点灯している状況です。
6日のNYダウは大幅に反発し、前日比700.53ドル高の33630.61ドルでした。ナスダック総合株価指数も大幅に反発し、同264.053ポイント高の10569.294ポイントでした。22年12月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比22万3000人増と、市場予想の20万人増を上回りました。しかしながら、平均時給は前月比0.3%増と、市場予想の0.4%増を下回りました。賃金インフレの減速が確認できたため、FRBによる金融引き締めの長期化への懸念が和らぎ、リスクアセットの株式が買われました。また、6日の米10年物国債利回りは前日比0.16%低い3.56%で取引を終えました。一時3.55%と昨年12月中旬以来の低水準を付ける場面がありました。インフレがピークに達したとの見方から、債券も買われました。そして、この金利低下が、ハイテク株の買い材料となりました。
9日のNYダウは反落し、前週末比112.96ドル安の33517.65ドルでした。前週末に700.53ドル高と大幅高した反動で、利益確定売りに押されました。一方、ナスダック総合株価指数は続伸し、同66.356ポイント高の10635.650ポイントでした。サンフランシスコ連銀のデイリー総裁が9日、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙のインタビューで米政策金利について「5%以上となる可能性は本当に高い」と述べたことは、相場全体の上値圧迫材料でした。
なお、2023年1月9日(月・成人の日)は、1月7日(土)~1月9日(月)の3連休にてJPXグループ全体でのBCPテスト(DR切替)をしたため、祝日取引を実施しませんでした。日経平均については、5日移動平均線自体が12月16日に下向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が12月29日の26093.67円を上回る必要があります。1月6日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.72(3.80%)安の18.21でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは1月6日終値25973.85円±400円程度です。
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