2月22日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
2月21日の日経平均は前日比58.84円(0.21%)安の27473.10円と小幅ながら反落しました。5日移動平均線(21日現在27543.29円)は下回っています。一方、25日移動平均線(同27364.07円)、75日移動平均線(同27305.01円)、100日移動平均線(同27203.24円)、200日移動平均線(同27267.12円)全て上回っています。2月22日の大阪証券取引所における日経平均先物3月物の夜間取引終値は前日比200円安の27250円、高値は21日17時06分の27460円、安値は22日06時00分の終値27250円でした。21日の騰落レシオ(6日移動平均)は146.73%でした。新高値銘柄数は150、新安値銘柄数は10でした。また、MACD(12日-26日)は164.69、シグナル(9日)は208.75でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス44.05でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は2日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうち「1つ」(前日も1つ)、「天井確認10項目」のうち「2つ」(前日も2つ)が点灯している状況です。
21日のNYダウは大幅反落し、前営業日の17日比697.10ドル安の33129.59ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日続落し、同294.97ポイント安の11492.30ポイントでした。ホーム・デポとウォルマートの決算や見通しが市場予想を下回ったことが嫌気されました。また、2月の米PMIが総合で前月比3.4ポイント高い50.2となり、好不況の節目である50を8カ月ぶりに上回ったことで、米長期金利が一時3.96%と、昨年11月以来の水準に上昇したことも悪材料でした。
日経平均については、5日移動平均線自体が21日に下向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が2月15日の27501.86円を上回る必要があります。21日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.65(4.15%)高の16.32でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは21日終値27473.10円±400円程度です。日経平均の21日終値は27473.10円。25日移動平均線(21日現在27364.07円)。22日終値が25移動平均線を上回って着地できるか否かに注目します。なお、5移動平均線がここ最近レジスタンスとして機能中で、同線はほぼ横ばいながら21日に下降転換しました。75移動平均線(同27305.01円)は20日に既に下降転換しています。75移動平均線1月18日~2月17日まで上昇していました。
本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で1月18日の26791.12円を下回ることが必要です。なお、調整が本格化した場合の第1押し目メドは1月23日と1月24日とで空けた窓(26938.28円~27150.43円)埋め水準です。さらに深押しした場合の第2メドは1月20日と1月23日とで空けた窓(26553.53円~26788.76円)埋め水準を想定しています。
現状に関しては、「コロナ・ショック」時のように、各国政府がヒト・モノの流れを人為的に且つ急に止めて「今後の世界経済はどうなってしまうんだ?」というようなパニック状態でもなく、また、「リーマン・ショック」のような世界規模の金融危機が発生しているわけでもありません。このため、変な言い方ですが、仮に、日本株が、目先調整するにしても、ストップ安売り気配や前日比二桁安が続出するような「無秩序な下落」は避けられ、上げ下げを繰り返しながら、徐々に水準を切り下げる「秩序だった下落」を想定しています。ただし、今後○○危機が起きたら話は別です。
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