4月28日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

27日の日経平均は前日比41.21円(0.15%)高の28457.68円と小幅ながら反発しました。5日移動平均線(27日現在28530.42円)を下回っています。一方、25日移動平均線(同28109.94円)、75日移動平均線(同27605.55円)、100日移動平均線(同27446.00円)、200日移動平均線(同27519.47円)全て上回っています。28日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比300円高の28740円、高値は28日05時02分の28760円、安値は27日16時30分の28450円でした。27日の騰落レシオ(6日移動平均)は103.86%でした。新高値銘柄数は72、新安値銘柄数は52でした。また、MACD(12日-26日)は233.81、シグナル(9日)は242.25でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス8.44でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は3日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうちが2つ(前日は1つ)が点灯している状況です。

 

27日のNYダウは3日ぶりに反発し、前日比524.29ドル高の33826.16ドルでした。ナスダック総合株価指数は続伸し、同287.89ポイント高の12142.24ポイントでした。前日に決算を発表したメタプラットフォームズが急伸し、他の主要ハイテク株にも買いが波及しました。

 

日経平均については、5日移動平均線自体が4月25日に下向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が21日の28564.37円を上回る必要があります。27日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.40(2.38%)高の16.42でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは27日終値28457.68円±400円程度です。

 

4月17日から27日まで、25日移動平均線が、9日連続で上昇しています。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で3月24日の27385.25円を下回ることが必要です。なお、26日の日経平均は、「日経平均が5日移動平均線を下回り、且つ、5日移動平均線自体が下向き」の状況となり、27日もその状況に変化はありません。このため、4月6日の27427.66円を起点にしたリバウンドはいったん終了し、現在は短期的な調整局面との認識です。ただし、今後、「日経平均が5日移動平均線を上回り、且つ、5日移動平均線自体が上向き」となれば、それは短期的な調整終了のサインとみています。なお、短期はともかく、中期的な見通しとしては、25日移動平均線が下向きに転じない限り、中期的な強気相場は続くと考えています。

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