5月2日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

1日の日経平均は前週末比266.74円(0.92%)高の29123.18円と3日続伸しました。5日移動平均線(1日現在28694.77円)、25日移動平均線(同28234.64円)、75日移動平均線(同27673.33円)、100日移動平均線(同27469.81円)、200日移動平均線(同27546.38円)全て上回っています。2日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比100円高の29260円、高値は2日04時57分の29360円、安値は1日19時37分の29110円でした。1日の騰落レシオ(6日移動平均)は160.27%でした。新高値銘柄数は430、新安値銘柄数は11でした。また、MACD(12日-26日)は284.54、シグナル(9日)は257.06でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は27.47でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は3日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうちが6つ(前日は4つ)が点灯している状況です。

 

1日のNYダウは3日ぶりに反落し、前週末比46.46ドル安の34051.70ドルでした。ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落し、同13.99ポイント安の12212.60ポイントでした。4月の米ISM製造業景況感指数は47.1と、市場予想の46.7を上回ったことで、長期金利が上昇したことが悪材料でした。なお、JPモルガン・チェースは、経営破綻した米地銀ファースト・リパブリック・バンクの資産や預金を継承すると発表しましたが、市場全体への影響は限定的でした。

 

日経平均については、5日移動平均線自体が4月28日に上向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が4月25日の28620.07円を下回る必要があります。1日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前週末比0.40(2.63%)高の15.62でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは1日終値29123.18円±400円程度です。

 

4月17日から5月1日まで、25日移動平均線が、11日連続で上昇しています。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で3月28日の27518.25円を下回ることが必要です。ちなみに、4月28日の日経平均は、「日経平均が5日移動平均線を上回り、且つ、5日移動平均線自体が上向き」の状況に変化しました。25日移動平均線が下向きに転じない限り、中期的な強気相場は続くと考えています。

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