7月24日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

三光合成(7888)

好業績が注目ポイントです。2023年5月期通期連結業績は、23.5%増収・37.0%営業増益でした。2024年5月期通期連結業績については、売上高は850億円(4.8%増)、営業利益は38億円(同9.1%増)、経常利益は36億円(同3.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は23億円(同9.7%増)と、増収・増益の見通しです。1株当たり当期純利益は75.44円の見込みです。より付加価値の高い製品や金型の受注活動を積極的に行うとともに、安定した収益構造の確保と経営体質の強化を図るとのことです。

 

ちなみに同社は、車両・電子機器向け樹脂成形大手で、海外売り上げが過半です。完成車メーカーのグローバル生産体制を支える不可欠な存在です。特長としては、通常、部品メーカーが外注する金型設計・製作部門を内包しています。顧客ニーズを汲み取り大量生産に耐えうる金型を設計・製作します。また、大量生産開始後の不具合発生時も即ソリューションを実行します。

 

<本日の監視銘柄群>

SLD(3223)、CINC(4378)、メイホーHD(7369)、東京製鉄(5423)

 

<前日の東京株式市場>

21日の日経平均は前日比186.27円(0.57%)安の32304.25円と続落しました。75日移動平均線(21日現在30905.14円)を上回っています。一方、5日移動平均線(同32515.19円)、25日移動平均線(同32877.99円)は下回っています。22日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比430円高の32700円、高値は21日17時45分の32760円、安値は21日16時30分の始値32350円でした。21日の騰落レシオ(6日移動平均)は124.81%でした。新高値銘柄数は57、新安値銘柄数は26でした。また、MACD(12日-26日)は44.72、シグナル(9日)は124.12でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス79.40でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうちが1つ(前日はゼロ)、「大底確認10項目」のうちが2つ(前日も2つ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

21日のNYダウは10日続伸し、前日比2.51ドル高の35227.69ドルでした。10日続伸は2017年8月以来の長さです。一方、ナスダック総合株価指数は続落し、同30.50ポイント安の14032.81ポイントでした。特定銘柄の比率が高くなっていたことへの対応で、ナスダックは24日から、時価総額加重平均型のナスダック100株価指数の「スペシャルリバランス」を実施します。「マグニフィセント・セブン」と呼ばれる大型ハイテク株の構成比が現在の56%弱から44%程度に下がるとのことです。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

21日、ブルームバーグが、「日銀は現時点でYCC副作用に対応の緊急性乏しいと認識-関係者」と題した記事を報じました。これが日本株の買い材料、円の売り材料になっています。当該報道によれば、「日本銀行は現時点でイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策の副作用に緊急に対応する必要性は乏しいとみている。今月に開く金融政決定会合では見直しの是非が議論の対象になるとみられるという。事情に詳しい複数の関係者への取材で分かった。」とのことです。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線は5日ぶりに下降に転じました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が7月14日の32391.26円を上回る必要があります。

 

25日移動平均線は、3日連続で下降しています。本日、25移動平均線が上向き転換するには、終値で6月16日の33706.08円を上回ることが必要です

 

今後、「日経平均が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。

 

21日の東証グロース市場指数は前日比13.77p(1.39%)安の978.76pでした。5日移動平均線(21日現在995.49p)、25日移動平均線(同1026.10p)、75日移動平均線(同982.77p)全て下回っています。5日移動平均線は、4日ぶりに下降転換しました。本日、上向きに転じるには、7月14日の999.78pを上回る必要があります。25日移動平均線は4日連続で下降しています。本日上向きに転じるには、6月16日の1052.22pを上回る必要があります。

 

今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。

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