8月2日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

インフォマート(2492)

「BtoB-PF FOOD 事業」の売上成長が注目ポイントです。「BtoB プラットフォーム 受発注」は、管理・クラウド化を求めるフード業界の買い手企業(外食チェーン、ホテル、給食等)とその店舗の利用企業数が増加し、システム使用料売上及びセットアップ売上が増加していく見込みです。また、外食の復調に伴う食材流通金額の増加により、売り手企業の従量制(食材取引高に応じて課金)のシステム使用料売上システムが増加していく見込みです。

 

また、「BtoB-PF ES 事業」では、「BtoB プラットフォーム 請求書」が、企業のデジタル化推進、インボイス制度の開始と電子帳簿保存法の改正に向けた顧客ニーズの大きな高まりにより、受取モデル・発行モデルの利用企業数が増加する見込みです。これも魅力です。

 

このため、同社は、7月21日、2023年4月 28日に公表した2023年12月期第2四半期(累計)連結業績予想、2023年2月14日公表した2023年12月期通期連結業績予想及び配当予想の上方・増額修正を発表しました。

<前日の東京株式市場>

1日の日経平均は前日比304.36円(0.92%)高の33476.58円と続伸しました。5日移動平均線(1日現在32993.51円)、25日移動平均線(同32780.60円)、75日移動平均線(同31380.07円)全て上回っています。8月2日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比220円安の33190円、高値は1日16時30分の始値33390円、安値は2日00時16分の33140円でした。1日の騰落レシオ(6日移動平均)は148.47%でした。新高値銘柄数は259、新安値銘柄数は18でした。また、MACD(12日-26日)は165.71、シグナル(9日)は81.12でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は84.59でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうちが4つ(前日も4つ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

1日のNYダウは3日続伸し、前日比71.15ドル高の35630.68ドルでした。一方、ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落し、同62.11ポイント安の14283.91ポイントでした。1日朝に決算を発表したキャタピラーが8.85%高と大幅高となり、1銘柄でダウを154.47ドル押し上げました。米10年物国債利回りは前日比0.06%高い4.02%でした。この金利の上昇がハイテク株の売り材料になりました。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

1日のナスダック安がやや逆風となり、本日の東京株式市場はやや軟調に推移する見通しです。ただし、押し目買いや、売り方の買戻しが入るため、底堅い動きとなりそうです。まあ、現在の水準で一進一退の動きだったとしても、相当強い地合いが継続していると、評価するべきだと思います。なお、フィッチ・レーティングスは米東部時間1日夕、米国の長期外貨建て発行体格付けを従来の「トリプルA」から「ダブルAプラス」に引き下げたそうです。影響は限定的だと思いますが、今後の米国の債券市場の反応を見守りたいと思います。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線は4日連続で上昇しました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が7月26日の32668.34円を下回る必要があります。

 

25日移動平均線は、2日連続で上昇しました。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で6月27日の32538.33円を下回ることが必要です

 

「日経平均が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態なので、上昇トレンド発生中とみています。今後、「日経平均が25日移動平均線を下回り、且つ、25日移動平均線自体が下向きの状況」になるまでは、上昇基調が続く見通しです。

 

1日の東証グロース市場指数は前日比4.42p(0.45%)高の996.19pでした。5日移動平均線(1日現在986.45p)、75日移動平均線(同986.23p)を上回っています。一方、25日移動平均線(同1003.52p)は下回っています。5日移動平均線は、2日連続で上昇しました。本日、下向きに転じるには、7月26日の983.56pを下回る必要があります。25日移動平均線は11日連続で下降しています。本日、上向きに転じるには、6月27日の1015.20pを上回る必要があります。

 

今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。

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