10月26日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
<本日の注目銘柄>
オルガノ(6368)
10月25日、「業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」を発表しました。これが注目ポイントです。
2024年3月期通期連結業績予想については、受注高は1,500億円(期初予想と同額)、売上高は1,500億円(期初予想と同額)、営業利益は200億円(期初予想比25.0%増)、経常利益は207億円(同29.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は140億円(同25.0%増)を見込んでいます。受注高・売上高については、電子産業分野において足元では投資計画や工事進捗に遅れが生じている案件も見られるものの、通期では概ね想定通りの設備投資や工事の進捗が見込まれており、加えてソリューション事業や機能商品事業も好調に推移していることから期初予想の達成を見込んでいます。また利益面については、プラント案件の利益率改善やソリューション事業・機能商品事業が好調に推移していることなどから期初の予想を上回る水準を見込んでいます。
2024年3月期の中間配当金及び期末配当金については、直近の配当予想から1株につきそれぞれ8円増配の41円(年間82円)に予想を修正しました。
<前日の東京株式市場>
25日の日経平均は前日比207.57円(0.67%)高の31269.92円と、続伸しました。5日移動平均線(25日現在31204.36円)を上回りました。一方、25日移動平均線(同31797.78円)、75日移動平均線(同32248.56円)共に下回っています。26日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比290円安の30950円、高値は25日21時12分の31360円、安値は26日03時42分の30940円でした。25日の騰落レシオ(6日移動平均)は84.48%でした。新高値銘柄数は29、新安値銘柄数は5でした。また、MACD(12日-26日)はマイナス272.38、シグナル(9日)はマイナス199.07でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス73.31でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうちが2つ(前日も2つ)が点灯している状況です。
<前日の米国金融市場>
25日のNYダウは反落し、前日比105.45ドル安の33035.93ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日ぶりに大幅反落し、同318.65ポイント高の12821.22ポイントでした。アルファベットやテキサス・インスツルメンツを中心に、ハイテク・半導体株に売りが広がりました。アルファベットに関しては、クラウドサービスの収益が市場予想を下回ったことが嫌気され、前日比9.51%安でした。テキサス・インスツルメンツは10~12月期の業績見通しが市場予想に届かず、同3.49%安でした。
<本日の東京株式市場の見通し>
25日の米10年物国債利回りは前日比0.13%高い4.95%で取引を終えました。この米長期金利の上昇と、米株安、とりわけ、ハイテク・半導体株安の影響を受け、本日の日経平均は軟調に推移する見通しです。ただし、NY円相場は続落し、一時は1ドル=150円32銭と2022年10月以来ほぼ1年ぶりの円安・ドル高水準を付けるなど、この円安は我が国外需株の下支え要因となる見通しです。いずれにせよ、終日冴えない相場となりそうです。
<日経平均テクニカル分析>
日経平均については、5日移動平均線は5日連続で下降しました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が10月19日の31430.62円を上回る必要があります。
25日移動平均線は、16日連続で下降しました。本日、25移動平均線が上向き転換するには、終値で9月20日の33023.78円を上回ることが必要です。
今後に関しては、9月28日に「日経平均が25日移動平均線を下回り、且つ、25日移動平均線自体が下向きの状況」の状況になったため、調整入りのサインが点灯したと考えます。今後、「日経平均が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」になるまでは、調整局面が続く見通しです。
25日の東証グロース市場指数は前日比2.60p(0.31%)安の833.67pでした。5日移動平均線(25日現在834.66p)、25日移動平均線(同891.37p)、75日移動平均線(同943.81p)全て下回っています。5日移動平均線は、9日連続で下降しています。本日、上向きに転じるには、10月19日の845.07pを上回る必要があります。25日移動平均線は21日連続で下降しました。ちなみに同線は、9月21日まで46日連続で下降していました。本日、上向きに転じるには、9月20日の939.95pを上回る必要があります。
今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。
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