10月31日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

ストライク(6196)

10月30日、「2023年9月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」を発表しました。これが注目ポイントです。

 

同社は、提案活動をより一層展開するとともに、受託案件に対する組織対応力の強化を図ります。直接受託する案件については、積極的な広告宣伝活動及びWEBセミナーの開催から新規受託を強化するとともに、案件単価の引き上げを図ります。提携先からの紹介案件については、引き続き提携先との連携を強化し、受託件数の増加を推進します。受託案件に対しては、M&Aコンサルタントのチーム制による組織的な取り組みをさらに推進することで、案件の成約数及び成約効率の向上を図ります。また、買収を希望する企業に代わって譲渡希望企業の探索を行う「プレマーケティングサービス」を活用し、買収希望企業との関係強化を図ります。さらに、事業の拡大に向けて、優秀なコンサルタントの増員を推進するとともに、社内研修を充実させ、技術的な知識の向上、法規制や会計制度の共有、案件受託・成約に至ったノウハウの共有を通じ、人材の育成を図り、成約に繋げていきます。今後の更なる成長のため、積極的な投資を継続していきます。広告やWEBセミナー等の営業活動の強化やコンサルタントの積極採用を行うことを想定しています。

 

そこで、2024年9月期の業績予想としては、売上高は182.18億円(前期比31.8%増)、営業利益は70.37億円(同35.3%増)、経常利益は70.30億円(同34.9%増)、当期純利益は46.77億円(同21.0%増)の見通しです。

<前日の東京株式市場>

30日の日経平均は前日比294.73円(0.95%)安の30696.96円と、反落しました。5日移動平均線(30日現在30924.54円)、25日移動平均線(同31569.51円)、75日移動平均線(同32188.68円)全て下回っています。31日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比130円安の30570円、高値は30日18時08分の30850円、安値は30日23時26分の30390円でした。30日の騰落レシオ(6日移動平均)は83.34%でした。新高値銘柄数は47、新安値銘柄数は68でした。また、MACD(12日-26日)はマイナス354.65、シグナル(9日)はマイナス253.92でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス100.74でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうちが2つ(前日は2つ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

30日のNYダウは4日ぶりに大幅反発し、前週末比511.37ドル高の32928.96ドルでした。ナスダック総合株価指数は続伸し、同146.47ポイント高の12789.48ポイントでした。FOMCや10月の米雇用統計の発表など重要日程を控えており、売り方の買い戻しが入ったもようです。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

米国株高は追い風です。しかしながら、31日付の日本経済新聞朝刊は「31日に開く金融政策決定会合で長短金利操作の再修正を議論する」と報じたため、国内金利の一段の上昇を嫌気し、日本株を売る動きにつながるとの警戒感が強まりました。軟調な相場となりそうです。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線は8日連続で下降しました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が10月24日の31062.35円を上回る必要があります。

 

25日移動平均線は、19日連続で下降しました。本日、25移動平均線が上向き転換するには、終値で9月25日の32678.62円を上回ることが必要です。

 

今後に関しては、9月28日に「日経平均が25日移動平均線を下回り、且つ、25日移動平均線自体が下向きの状況」の状況になったため、調整入りのサインが点灯したと考えます。今後、「日経平均が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」になるまでは、調整局面が続く見通しです。

 

30日の東証グロース市場指数は前週末比0.26p(0.03%)安の825.41pでした。5日移動平均線(30日現在827.17p)、25日移動平均線(同878.36p)、75日移動平均線(同936.63p)全て下回っています。5日移動平均線は、12日ぶりに上昇転換しました。本日、下向きに転じるには、10月24日の836.27pを下回る必要があります。25日移動平均線は24日連続で下降しました。ちなみに同線は、9月21日まで46日連続で下降していました。本日、上向きに転じるには、9月25日の941.70pを上回る必要があります。

 

今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。

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