11月7日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

AIAIグループ(6557)

11月2日、「特別損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ」を発表しました。これが注目ポイントです。

 

特別損失の内容及び理由は、有形固定資産の減損処理による特別損失です。同社の連結子会社であるAIAI Child Care株式会社が保有する保育施設の固定資産の一部について、足下の事業環境を踏まえて回収可能性を検討した結果、減損処理を実施することとし、当該子会社における減損損失1.45億円を連結決算において計上することとしました。

 

2024年3月期通期連結業績についての修正の理由は、前年度第2四半期以降の職員配置の適正化とともに新たな採用も慎重に行なった結果、前回予想では保守的に見込んでいた採用費が約△35%、人件費が約△2%となる見通しであること等から、営業利益は1.50億円増加の3.50億円(前回予想比75.0%増)を見込んでいます。さらに、営業利益の上方修正に加え、新規開園数が前回予想より1施設増加し、施設開設補助金が想定を上回る見通しとなることから、経常利益は7.00億万円(同100.0%増)を見込んでいます。親会社株主に帰属する当期純利益については、営業利益及び経常利益の上方修正に特別損失の計上等を踏まえ当初予想の2.00億円を据え置きました。なお、当該減損損失によるキャッシュ・フローへの影響はありません。

 

<前日の東京株式市場>

6日の日経平均は前週末比758.59円(2.37%)高の32708.48円と、大幅に4日続伸しました。5日移動平均線(6日現在31563.17円)、25日移動平均線(同31484.75円)、75日移動平均線(同32160.29円)全て上回っています。7日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比70円安の32600円、高値は6日17時15分の32760円、安値は7日03時21分の32470円でした。6日の騰落レシオ(6日移動平均)は209.91%でした。新高値銘柄数は120、新安値銘柄数は6でした。また、MACD(12日-26日)はマイナス90.52、シグナル(9日)はマイナス278.89でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は188.36でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は3日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうちが7つ(前日は4つ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

6日のNYダウは6日続伸し、前週末比34.54ドル高の34095.86ドルでした。ナスダック総合株価指数は7日続伸し、同40.50ポイント高の13518.78ポイントでした。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

米国株高が追い風ですが、流石に米株も上値が重くなっています。日本株も、上がり方があまりに急ピッチなため、米株同様、高値圏では膠着感が強まる見通しです。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線は3日連続で上昇しました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が10月30日の30696.96円を下回る必要があります。

 

25日移動平均線は、23日ぶりに上昇転換しました。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で9月29日の31857.62円を下回ることが必要です。

 

今後に関しては、11月6日に「日経平均が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」になったことで、調整は終了したと考えます。「日経平均が25日移動平均線を下回り、且つ、25日移動平均線自体が下向きの状況」になるまでは、上昇トレンドが続くとみています。

 

6日の東証グロース市場指数は前週末比34.21p(4.01%)高の887.31pでした。5日移動平均線(6日現在845.54p)、25日移動平均線(同864.62p)を上回っています。一方、75日移動平均線(同928.77p)は下回っています。5日移動平均線は、2日連続で上昇しました。本日、下向きに転じるには、10月30日の825.41pを下回る必要があります。25日移動平均線は28日連続で下降しました。ちなみに同線は、9月21日まで46日連続で下降していました。本日、上向きに転じるには、9月29日の938.12pを上回る必要があります。

 

今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。

カブ知恵厳選おすすめ投資顧問

カブ知恵スタッフが実際に登録し、情報提供を受けている投資顧問をピックアップ!短期取り組みに強い投資顧問、材料株に強い投資顧問、人気テーマをいち早く配信する投資顧問、ファンドなど機関の取り組み状況を配信する投資顧問、狙い目IPO銘柄を教えてくれる投資顧問、それぞれに特徴やメリットがあります。基本的な情報配信はメルマガ登録だけの無料で受け取ることができますので試してみるといいでしょう。おすすめです。

コメントを残す

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ