個別銘柄情報(3/18分)
山洋電(6516)、MUMSSは目標株価を引き下げ
537円 11円安
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングは「Buy」に据え置いたが、目標株価を従来の1320円から1180円に引き下げた。設備投資需要停滞でサーボシステムの回復が鈍いことなどを考慮し、MUMSS予想を下方修正したという。しかし、クーリングシステムの堅調持続や全社的な原価低減活動で17/3期は営業増益に転じる見方に変更は無いそうだ。
住友重(6302)、MUMSSは目標株価を引き下げ
496円 1円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティング「Underweight」を継続し、目標株価を従来の520円から450円に引き下げた。来年度は、為替の円高が利益の押し下げ要因となることに加え、主力の量産機械は、これまで同社業績を牽引したスマホ特需の一巡を含む中国経済の減速、原油価格低迷の長期化で業績低下を予想したそうだ。また、国内では人手不足によって工事が遅延傾向、労務費も高騰しているという。17/3期の市場コンセンサスは微増益をみているが、業績ダウンサイドリスクは相対的に高いと考えたそうだ。
住友不(8830)、MUMSSはレーティングを引き下げ
3211円 15円安
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Overweight」から「Neutral」に引き下げ、目標株価を同5896円から3600円に引き下げた。収益の主体がオフィスと住宅である同社の場合、足元の緩慢な賃料上昇、既に高い水準にある住宅事業の業績から恩恵を受ける余地は相対的に小さいという。日本橋、六本木、高田馬場での新規ビルの収益貢献は順次進むが、17/3期は開業時の費用負担で十分寄与しないと予想したそうだ。
菱地所(8802)、MUMSSはレーティングを引き上げ
2132円 7.5円安
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Neutral」から「Overweight」に引き上げ、目標株価は同3128円から2800円に引き下げた。業績面で他社に大きく水をあけられることになった現中計(15/3期-17/3期)は、中間折返し地点付近からビル市況回復の追い風を受け、達成確度が高まっていると考たという。次期中計(18/3期-20/3期)は、有力ビルの竣工と、緩慢だが長期化の兆しがあるビル賃料上昇により、年率6%以上の安定した経常増益になると見たそうだ。
ライフネット(7157)、野村は投資判断を引き上げ
475円 53円高
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Neutral」から「Buy」に引き上げ、目標株価を同450円から570円に引き上げた。16年4月から、KDDI(9433)による同社保険商品「auの生命ほけん」の販売が開始され、中期的な同社企業価値の向上が期待できると判断したという。2月17日のKDDIの発表によれば、同社商品は新しい金融サービスの一つとして取り扱われるそうだ。現時点において、具体的な販売計画や計数目標は開示されていないが、生命保険業界の販売動向等から、野村が妥当と考える前提に基づき、業績予想を修正、エンベディッド・バリュー(EV)が従来予想より高く成長すると予想したという。
ユニチャーム(8113)、CSは目標株価を引き上げ
2434円 23円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「NEUTRAL」に据え置いたが、目標株価を従来の2400円から2500円に引き上げた。プレミアムに強い一部外資系が徐々に15年から売り上げを伸ばしつつあるという。インドはルピー安によるコスト増と競争激化を注視したいそうだ。総合的にみて、16年は昨年よりも悪い状況にはならないだろうが、新たなリスクが内在するため、強気に転じるにはまだ時期尚早と判断しているそうだ。
東海カ(5301)、CSは目標株価を引き下げ
259円 9円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「OUTPERFORM」に据え置いたが、目標株価を従来の370円から330円に引き下げた。16/12期、17/12期営業利益(OP)予想はそれぞれ38億円→10億円(会社計画14億円)、45億円→39億円へ下方修正したという。より厳しい黒鉛電極の事業環境や、全社的な在庫圧縮に伴う固定費負担増加の影響(17億円)等を織り込んだそうだ。今期は、カーボンブラック(CB)は価格底打ちやマージン改善、前期の在庫評価損からの反動増等により減収増益を予想したという。
日化薬(4272)、CSは目標株価を引き下げ
1085円 20円安
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価は「OUTPERFORM」に据え置いたが、目標株価を従来の1680円から1450円に引き下げた。2015年11月21日に行われた「日本臨床リウマチ学会」において、先発品からバイオシミラーへ切り替えても忍容性は良好であり、効果も持続したと報告されたという。学会の報告により、病院での採用が今後加速するとCSではみており、2016年からバイオシミラーの売上拡大が予想されるそうだ。17/3期上期には、ナノDDS製剤NK105の臨床試験が終了予定のため、この結果とバイオシミラー売上拡大の確認が当面の株価カタリストと考えているという。
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