個別銘柄情報(12/22分)
7&I-HD(3382)、野村は目標株価を引き上げ
5429円 18円安
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の6200円から6250円に引き上げた。野村予想を小幅に下方修正したという。主力のコンビニ事業は販売好調で収益基盤は崩れないが、イトーヨーカ堂とそごう西武の採算見通しを引き下げたそうだ。9~11月期営業利益は前年同期比で増益確保も、会社計画への進捗としては鈍い可能性があるそうだ。一方、コンビニ事業は今後も成長が見込まれ、不振事業の収益改善が生じ、17.2期以降は増益率が加速する見込みだという。
キリンHD(2503)、野村は目標株価を引き下げ
1669円 102円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の1880円から1920円に引き上げた。15.12期予想を会社修正計画並みに下方修正し、ブラジル事業が想定以上に厳しいため、16.12期以降のEBITDAも下方修正したという。一方で、当面のリスクが顕在化したため、海外事業に適用するEV/EBITDA倍率を9倍から10倍に変更し、Sum-of-theparts法による目標株価を若干増額したそうだ。
東芝(6502)、野村は目標株価を引き下げ
223.5円 31.3円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の330円から270円に引き下げた。野村では、16.3期は会社計画線まで下方修正、17.3期は事業環境の悪化を織り込み下方修正したという。会計問題からの信頼回復には時間がかかると見られ、「Neutral」継続したそうだ。
大特鋼(5471)、野村は目標株価を引き上げ
478円 11円高
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の465円から525円に引き上げた。16.3期の営業利益予想を240億円から会社計画の260億円まで上方修正したという。特殊鋼鋼材の販売はやや低調に推移しており、前期比2%減から同4%減まで下方修正したが、鉄屑価格が大きく下落しており、スプレッドの改善の効果が大きいそうだ。また、エンジニアリング事業の収益が好調に推移している点も考慮したという。
クミアイ化(4996)、野村は目標株価を引き上げ
1253円 79円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の1030円から1330円に引き上げた。16.10期は売上高753億円(前期比23%増)、経常利益72億円(同11%減)に予想を引き上げたという(従来予想は同680億円、同58億円)。従来の野村予想比で「ピロキサスルホン」の販売見通しを80億円上方修正し、イハラケミカル工業の新規連結効果(持分法投資利益+9億円)も新たに加えたことが主因だそうだ。
豊通商(8015)、GSは投資判断を引き上げ
2801円 18円高
ゴールドマン・サックス証券は、同社の投資判断を従来の「売り」から「中立」に引き上げ、目標株価を同2400円から2750円に引き上げた。資源価格低下局面で他の商社株のパフォーマンスが市場に対し劣後するなかで、資源リスクの低い豊田通商株はカバレッジ内では相対的に上昇したという。比較的安定した業績に加えて、今後IFRS化に伴うのれん償却の減少でみかけの当期純利益が増えることに対応して増配が行われる見通しだそうだ。16/3期配当予想62円から、18/3期には年間配当80円に増加すると予想したという。
エーザイ(4523)、GSは投資判断を引き上げ
8086円 83円高
ゴールドマン・サックス証券は、同社の投資判断を従来の「売り」から「中立」に引き上げ、目標株価6750円は据え置いた。株価はBIIB037データ開示後(3月)に最高値を記録した後、アンダーパフォームしたことでカバレッジ内での相対的な割高感は低下したと判断したという。AD治療剤では、エーザイの開発するBAN2401のフェーズ2トップラインデータ(安全性/有効性)およびE2609フェーズ2の安全性データが2015年度第4四半期、E2609フェーズ2の有効性データが2016年度に開示見通しだそうだ。
参天薬(4536)、GSは投資判断を引き下げ
1962円 22円安
ゴールドマン・サックス証券は、同社の投資判断を従来の「買い」から「中立」に引き下げたが、目標株価2000円は据え置いた。国内の安定収益に海外での成長が上乗せされる形での利益成長見通しや、重症ドライアイ治療剤Ikervisの欧州承認やぶどう膜炎治療剤DE-109/シロリムスの欧州申請等の開発品関連のニュースフローを通じた成長確度の高まりといった、「買い」推奨における投資論点は概ね株価に織り込まれたと考えたそうだ。
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