個別銘柄情報(8/4分)

三菱商(8058)、大和は投資判断を引き上げ
1930.5円 87.0円高
大和証券は、同社の投資判断を従来の「2」から「1」に引き上げ、目標株価を同2150円から2220円に引き上げた。大和業績予想を上方修正したという。16年度純利益予想は従来の2900億円から3270億円に引き上げたそうだ。1Q16に豪石炭事業、タイ自動車事業、鮭鱒事業など主力事業の利益回復が確認できたことは大きいという。17年度純利益見通しは従来の3070億円から3310億円に上方修正したそうだ。同社は16~18年度の中期経営計画において、資産入替の加速を計画しており、これに伴う資産売却益、税効果、評価益が全社利益を押し上げる可能性もあるという。

スズキ(7269)、野村は目標株価を引き上げ
3277円 210円高
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の2900円から3490円に引き上げた。日本での燃費計測方法に関連した不正の日本事業への悪影響が懸念されたが、一部車種の発売が遅れるものの、収益が大きく悪化していないことが1Q決算で確認できた点は好印象だという。日本は、登録車は好調で、軽自動車の販売台数は減少しているが値引きは抑制されているそうだ。

クボタ(6326)、野村は目標株価を引き下げ
1433.5円 11.5円安
野村證券は、同社の投資判断は「Buy」に据え置いたが、目標株価を従来の2050円から1880円に引き下げた。決算を踏まえ、野村では主に円高前提への変更(16年7~9月期以降は108→105円/ドル)やタイを中心としたアジアの干ばつ影響などを考慮し、16.12期以降の業績予想を減額修正したという。円高影響を受けるが、中期的に米国やアジアでの拡販から堅調な業績が見込まれることから、レーティングBuyを継続したそうだ。

アズビル(6845)、野村は目標株価を引き上げ
3135円 55円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の3300円から3550円に引き上げた。決算を踏まえ野村予想をやや増額修正、17.3期に前期比16%営業増益を予想したという。17.3期はBA(ビルディングオートメーション)事業の堅調なストックビジネスにLA(ライフオートメーション)事業の構造改革も寄与し業績改善が見込まれるそうだ。

ダイキョーニシカワ(4246)、野村は目標株価を引き下げ
1109円 239円安
野村證券は、同社の投資判断は「Buy」に据え置いたが、目標株価を従来の1750円から1550円に引き下げた。主要顧客の16年4~6月におけるメキシコでの生産が低調に推移したことに加え、円高が同期間で一段と進展したことから、海外決算期を1~12月とする同社業績にとっては、2Qにかけての重石は大きいという。しかし、3Q以降は新機種の立ち上がりでの台数増や製品ミックス良化が見込まれるそうだ。

エーザイ(4523)、野村は目標株価を引き下げ
6099円 190円高
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の7500円から6000円に引き下げた。4~6月期業績の詳細発表を受けて野村業績予想を修正したという。円高の影響を考慮したほか、四半期進捗を見る限りHalaven、Aloxi、Fycompaなどは従来野村予想達成が難しいと考えたそうだ。

ペプチドリーム(4587)、みずほは目標株価を引き下げ
5280円 330円安
みずほ証券は、同社の投資判断は「買い」に据え置いたが、目標株価を従来の9230円から9050円に引き下げた。円高傾向の継続を受け、大半を製薬企業からドルベースで受領する同社の契約金やマイルストーンの前提を保守的に見直したという。また、16/6期にみずほ証券が予想していたリード化合物の獲得等の進捗はなかった模様で、今後の開発ペースを従来想定よりやや後ろ倒しとしたそうだ。一方、17/6期は既に米ジェネンテック社への技術ライセンス契約を行うなど、ライセンス契約の加速がみられ、この進捗を業績予想に織り込んだという。

三井化学(4183)、岩井コスモは投資判断を引き上げ
435円 19円高
岩井コスモ証券は、同社の投資判断を従来の「B+」から「A」に引き上げ、目標株価を同440円から530円に引き上げた。競合他社が円高や市況悪化の影響を受けるなか、上期予想に続いて第1四半期決算発表と同時に通期の営業利益予想を増額、いずれも減益予想から一転して増益予想としたことは株価にとってポジティブだという。岩井コスモでは、構造改革と高付加価値化を評価したそうだ。

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