ZMP関連銘柄(2016年最新版)ZMPの上場見通し

追記:ZMP上場延期!再度の上場申請見込みは?

16年12月8日、11月17日に公表した顧客情報の流出を受け、情報セキュリティー体制を見直すことを理由に、19日に予定していた東証マザーズへの上場を延期すると発表した。株式の公募・売り出しも中止した。

再度の上場再申請観測は今のところ出ていない。ZMP上場が完全に白紙となってしまう可能性もゼロではないだろう。

追記:ZMP、ディー・エヌ・エー(2432)との提携解消

17年1月6日、ディー・エヌ・エー(2432)との合弁会社「ロボットタクシー」を2015年に設立し、無人タクシーなどの研究開発を進めていが、両社は「ロボットタクシーの運営方針の違いから、別々の取り組みを行うことが最善である」として業務提携の解消を発表した。なお、ディー・エヌ・エーは、引き続き2020年の無人走行に向けた取り組みを進める方針で、年内にも日産(7201)との自動運転サービスの実証実験を開始することを発表した。

ZMP上場前に関連銘柄と情報を今一度チェック

auto car

自動運転関連企業の本命でありながら未上場の株式会社ZMP(ZMP Inc.)、2016年の8月現時点でもまだ正確な上場時期は出ていない。2016年の秋から冬にかけて行われる可能性の高い「ZMP上場」を控え、自動運転関連銘柄・ZMP関連銘柄の本命や情報などを最新版としてご紹介したいと思う。

過去にもカブ知恵で書いた自動運転関連銘柄の記事、ZMP関連銘柄の記事も併せてチェックしてみて欲しい。

>>自動運転・ZMP関連銘柄の特集記事はこちら

>>ZMP関連銘柄アートスパーク(3663)本命へ急浮上

2016年11月13日以下の項目を追記

2016年11月14日以下の項目を追記

2017年1月7日以下の項目を追記

ZMP関連銘柄一覧(2016年最新版)

コード 銘柄名 企業情報・業務内容
4667 アイサンテクノロジー 内閣府の2015年度委託事業「SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)・自動走行システム」の検討課題のひとつである「自動走行システムの実現に向けた諸課題とその解決の方向性に関する調査・検討におけるダイナミックマップ構築に向けた試作・評価に係る調査検討」を受託した。また、ZMPおよび名古屋大学と連携し、名古屋で自動運転の公道実証実験を14年7月から実施。
8462 フューチャーベンチャーキャピタル ベンチャーキャピタルとしてZMP社に出資、株主となっている。これまで保有株数は未定だったが11月14日に発表された資料によればZMP株を240万株保有しており、予想以上の持ち株数だと期待されている。
6769 ザインエレクトロニクス 株式会社ZMPが主催するZMPフォーラムに、プラチナスポンサーとして協賛し、自動運転やADAS(先進運転支援システム)、電子ミラーシステム等で、カメラの高解像度化が必要となっていくトレンドに対応し、8Mピクセル(8百万画素、1Mは百万)60fps(毎秒60フレーム)のカメラの非圧縮映像データをわずか1対のペア線のみでリアルタイム伝送できる超高速伝送技術を紹介。同社は、フルHD解像度の映像を1対のペア線のみでリアルタイムで伝送できる唯一のソリューションとしてV-by-OneHS最新製品3品種を2015年に市場投入し、車載カメラおよびディスプレイアプリケーションでの高解像度化サポートを通じて、車載市場での取組みを強化している。
6723 ルネサスエレクトロニクス 先進運転支援システム(Advanced Driver Assistance System:ADAS)向けに、サラウンドビューシステムの初期開発に最適な開発キット「ADASサラウンドビューキット」を10月下旬から発売。出荷は2015年12月を予定。また、昨年12月、16ナノメートル世代プロセス以降の車載情報機器用SoC(system on chip、システムLSI)向けに新しい回路技術を開発した。そして、自動運転に向けた運転支援システムのニーズをオールインワンで提供するセーフティマイコン「RH850/P1x-Cシリーズ」を発売している。
6634 ネクスグループ ZMPと自動車テレマティクスの事業分野において共同でマーケティングを開始。ZMPが保有する車両情報を収集・解析する技術と、ネクスの通信技術・通信モジュールを組み合わせることで、車両の状態監視、走行時の音声や画像データなどの送信、新たな機能の追加におけるソフトウェアの自動アップデート等の実現が可能となるという。
3663 アートスパークホールディングス アートスパークホールディングスのエイチアイは、ZMPとロボット制御用ユーザーインターフェースの共同開発のパートナーとして、ユーザーニーズに応じたインターフェースの提供に取り組んでいる。また、エイチアイは、ZMPが実施する、第三者割当増資の引受けを2013年12月18日に実施した。
6632 JVCケンウッド 2013年7月末にZMPとの合弁会社を設立した。同年12月にはZMPへ出資を行い、同社の中・長期的発展を担う「革新的先進運転システム(i-ADAS)」の事業領域での取り組みが先行するZMPと連携することで、今後成長が予想されるテレマティクス分野での事業開発を本格的に推進するとともに、同社を支える基幹収益事業の開発を目指している。
3666 テクノスジャパン 特定製品に偏らないERPパッケージ製品や、先進技術を取り入れた周辺ソリューションを提供。同社子会社のテクノスデータサイエンス・マーケティング(TDSM)が、ZMPと、自動車・物流機器・ヘルスケア機器のセンサデータをクラウドに収集して、ビッグデータを解析するサービス分野で共同開発を開始し、資本提携。自動車メーカ、部品メーカ向けADAS(先進運転支援システム)、自動運転技術の開発用車両やセンサシステムなどのセンサデータをクラウドに収集し、ビッグデータ解析まで一貫して行うソリューションなどを共同開発するという。
7725 インターアクション 同社グループの主力製品の1つは、デジタルカメラやデジタルビデオなどの心臓部であるCCD(電荷結合素子)およびC-MOS(相補性金属酸化膜半導体)イメージャなどといった電子部品の製造に欠かせない検査用光原装置。同装置において、同社グループは世界トップのシェアを獲得。国内主要取引先のソニー(6758)が「裏面照射型」と呼ばれるCMOSを開発。CMOS画像センサーの現時点で最大の搭載先はスマホだが、急速に自動車分野での需要が伸びているという。自動運転技術の確立のためには周囲の道路や走行車、歩行者などの状況を正確に把握するためのカメラが欠かせず、前後左右に搭載することになるため、求められる数量は飛躍的に増える見通し。また、画像センサーは、周辺情報を取得して次の行動を判断するロボットやドローンといった分野でも必要不可欠な部品。
3837 アドソル日進 発売する米リンクス・ソフトウエア・テクノロジーズのソフト「リンクスセキュア」は、IoT機器をサイバー攻撃から守る革新的なセキュリティ・ソリューション。車載用途では、車載の基本ソフト(OS)へのウイルス感染を最小限に抑えるという。なお、同社はトヨタ(7203)の車載OSを共同開発してきた。16年2月に米西海岸のサンノゼに研究開発センターを開設し、米リンクスと共同運営している。
6618 大泉製作所 主要取引先のデンソー(6902)は、16年8月10日、高度運転支援システム(ADAS)・自動運転分野のセンシング関連製品について2025年に世界シェア20%、売上高2,000億円を目標に設定した。なお、大泉製作所は自動車や家電、産業機器向けにサーミスタ利用の温度センサーなどを手掛けており、自動車向けはデンソーへの供給が中心だ。ちなみに、デンソーは、16年2月22日、NTTドコモ(9437)と、高度運転支援および自動運転技術の実現に向け、LTEや次世代移動通信システム5Gを利用した車両制御システムの研究開発を協力して進めることに、合意している。
7991 マミヤ・オーピー GPS機能、自動運転技術を活用したゴルフ場芝刈り機向け障害物検知機能を共同開発
2432 ディー・エヌ・エー 合弁会社「ロボットタクシー」を設立
3676 ハーツユナイテッド 自動車業界向けのデバッグ及びデータ収集等実験代行に関する事業を行う株式会社ZEGを設立
6481 THK 物流支援ロボットの共同開発、生産支援、マーケティング・販売という一覧の流れを協業

追記:ZMP関連銘柄の本命(8462)フューチャーベンチャーキャピタル

ZMP株の保有数不明となっていた(8462)フューチャーベンチャーキャピタルだが、上場承認に伴い性格な数字が出てきた。そこには予想以上となる240万株の保有が記載されており、これで本命に急浮上する材料となる。例えばZMPが1株3,000円となれば一気に70億もの含み益となる。初値で1万円以上もあるだろうと言われるZMP株なだけに、同社の時価総額が一気に2倍となってもおかしくはない。

ZMP関連銘柄の本命(3663)アートスパーク

本命と言っても、ZMPに最も多く出資しており、ZMPと最も密接に関連しているというわけではない。同社の規模から考えた場合、ZMPの上場が時価総額に与える影響、インパクトが最も大きくなるのでは見られている。ZMPの上場により大化けが期待される銘柄の一つであることは確かだろう。

ZMP関連銘柄の大穴(6769)ザインエレクトロニクス

大穴と言うよりは第二の本命と言った方がいいかもしれない。ザインエレクトロニクスは現時点でZMPの株を保有しているという情報は見当たらないが、同社の持つ技術が期待視されている。ZMPフォーラム2016のプラチナスポンサーとなっており、そこで発表される映像の超高速伝送技術に注目。この技術が今後の自動運転車やその他のZMP製品に採用されれば業績への寄与は大きい。

ZMP株主・出資企業一覧(2016年最新版)

コード 銘柄名 株式保有数・出資状況
8595 ジャフコ 保有株数不明→計434万株?(11月14日追記)
4310 ドリームインキュベータ 保有株数不明→28万4,000株(11月14日追記)
6632 JVCケンウッド 200万株(11月14日確定)
6301 コマツ 保有株数不明→133万2,000株(11月14日追記)
3666 テクノスジャパン 保有株数不明→保有なし(11月14日追記)
3663 アートスパーク 48万株(11月14日確定)
3132 マクニカ・富士エレ 160万株(11月14日確定)
2432 ディー・エヌ・エー ZMPとの合併会社「ロボットタクシー」の資本金7億円のうち、66.6%をDeNAが出資→株式の保有はなし
6758 ソニー 200万株→66万6,000株(11月14日追記)
8462 フューチャーベンチャーキャピタル 詳細不明→240万株(11月14日追記)
海外 米インテル 800万株→640万株(11月14日追記)
イノベーション・エンジン 保有株数不明→保有なし(11月14日追記)
三井住友トラスト・インベストメント 保有株数不明→保有なし(11月14日追記)
エイチアイ 56万株→保有なし(11月14日追記)
NTTファイナンス 54万株→保有なし(11月14日追記)

ZMPの上場に関して

IPO

「ZMP上場間近」と言われながら既に1年以上が経過しているが、未だ正確な時期は出ていない。2016年中にIPOが行われるのか、それとも2017年に持ち越されるのか、もしくはこのまま未上場で自動運転技術の開発、研究を進めるのか。ZMPの上場に関して2016年8月時点の考察をまとめてみた。

2016年中にZMP上場は行われるのか

昨年、2015年の夏にもZMP上場観測が浮上したものの、結局は行われずに今年へと持ち越されている。

日本政府は東京五輪が行われる2020年までに「リニア中央新幹線開通」や「自動運転車走行の解禁」を目指しており、今後4年間は競争激化が予想される。

ZMPは自動運転関連企業として未上場ながらも大本命視されているものの、ライバル企業もより一層力を入れてくるとなれば早急に上場を果たし、資金力を確保し競争激化に備えたいところだろう。

昨年より先延ばしとなってしまっているようZMPの上場観測だが、外部要因などを考慮すればやはり2016年度中が濃厚と言える。

上場申請から承認までの期間を考えると、ZMPの上場時期は2016年12月辺りが濃厚だろう。

ZMPがこのまま上場しない可能性は?

ZMPは上場観測が出ては消え、先延ばし状態となってしまってはいるが、このままずっと上場しないということは考え難いだろう。

前述した通り、これから東京五輪へ向け、自動運転車解禁へ向けた動きが活発化してくると予想される。政府主導の「国策」として行われる事業において、資金力や実行力、そしてなんと言っても信用面で未上場企業が主導権を握るような状況は考え辛い。ライバル企業との競争という面から見てもZMPの上場は必至と考えて問題ないだろう。

ただ、最近行われたLINE(3938) のIPOを見る限り、上場観測の前進と後退を繰り返し、何度も先送りとなれば投資家の期待も薄れ、「上場ゴール」となってしまう恐れもある。勿論、LINEとは業種や時価総額は全く異なり、上場観測に関してもZMP公式ではなくあくまでも外野の意見に過ぎない。我々メディアもいたらずらに期待を煽らぬよう注意しなければならない。

「ZMPフォーラム2016」で上場発表を行う可能性も?

今年で第8回目となる「ZMPフォーラム」。ここでZMPが取り組む自動運転技術の進捗、最新情報の発表が行われる。自動運転関連企業、スポンサー、投資家の注目が最も集まるイベントと言っていいだろう。

ZMPフォーラム開催のタイミング、もしくは開催後に話題が広がったところで上場を発表しIPOを成功へと導くといったシナリオも勿論考えられる。

「ZMPフォーラム2016」の開催日は8月31~9月2日の3日間。場所はベルサール六本木で行われる。8月後半は再びZMPの上場観測が強まり、ZMP関連銘柄の物色が始まりそうだ。

ZMPフォーラムのスポンサー企業

ZMPフォーラムのスポンサー=ZMP関連銘柄と見ることができる。ZMPの株を保有している企業、ZMPと業務提携を行っている企業がスポンサーとなっている。

  • 小松製作所(6301)
  • IBEO(ドイツ企業、車載レーザスキャナを開発)
  • NVIDIA(アメリカ企業、ディープラーニングを応用した画像認識システム開発)
  • オリックス・レンテック(オリックス(8591)傘下)
  • ザインエレクトロニクス(6769)
  • テクノスデータサイエンス(テクノスジャパン(3666)傘下)
  • 富士エレクトロニクス(マクニカ・富士エレ(3132)傘下)
  • 三井化学(4183)
  • ルネサスエレクトロニクス(6723)
  • アイサンテクノロジー(4667)
  • ウェザーニューズ(4825)
  • JVCケンウッド(6632)
  • ソニー(6758)
  • ディー・エヌ・エー(2432)
  • NTTドコモ(9437)

ZMPのIPO当選を狙うには

もしもZMPフォーラム2016が上場発表の場となるならば、今すぐにでもZMPのIPO当選へ向けた準備をしておく必要があるだろう。

前回の記事でも書いたが、ZMPがIPOとなった場合、主幹事となる可能性の高い証券会社は以下の2つとなる。

  • 野村証券
  • SMBC日興証券

ZMPのIPO当選を目指すならば、最低でも上記2つの証券会社で口座開設を行っておくことをおすすめする。

ZMPが自動運転関連銘柄の本命と言われる理由

本命

数ある自動運転関連企業の中で、なぜ未上場のZMPが本命視、重要視されているのか。既に製品化されている「RoboCar」や「CarriRo」に搭載されている技術が買われていることも挙げられるがもっと明確で単純な理由がある。その理由を順を追って説明する。

ZMPの会社規模は中小企業

ZMPの上場は2016年の大注目IPOであることは間違いではないが、大型IPOというわけではない。

ZMPは未上場企業である為、詳細な決算報告はされていないが、代表取締役の谷口氏が語った売り上げ目標としては「2017年に100億円」を掲げている。利益ではなく売り上げ100億円となれば未上場企業、中小企業でも十分に達成可能な水準と言える。これを2017年目標に掲げるということは現時点でそれに達していないと推測される。

売り上げ目標から考えた場合、ZMPのIPO規模、時価総額はLINE(3938) の10分の1程度になるのではと予想することができる。

未上場の中小企業に世界中の大企業がこぞって出資、業務提携を行う

ZMPが自動運転関連企業の本命と言われる理由、それはこの一点で全て説明できると言ってもいいだろう。

ソニーや米インテル、コマツといった世界トップクラスの一流企業が出資し、自動運転技術や機械・機器の無人制御システムの開発をZMP社と共に行っている。大企業がお金を出し、協力を仰ぐ中小企業、その内容を聞くまでもなく開発技術が世界レベルであることは容易に想像できるだろう。

ベンチャーキャピタルでもない一般の投資家が未上場企業の内情を詳しく調べることは難しい。しかし、ZMPのように大企業が一社だけでなく数社、数十社と絡んでいるところは「確固たる裏付けがある企業」と判断することができる。

ZMP関連銘柄への投資タイミング

2016年、再びZMPの上場観測が強まりつつある。まずは目先、8月末から行われるZMPフォーラム2016直前もZMP関連銘柄が物色される材料の一つだろう。その後、ZMO上場申請、ZMP上場承認など、関連銘柄が買われる材料が豊富に控えている。政府の自動運転解禁へ向けた動きも自動運転関連銘柄やZMP関連銘柄を刺激するはずだ。これからでもまだまだ狙えるチャンスは多いテーマと言えるだろう。

追記:ZMPの上場は12月19日予定!ZMP関連銘柄への注目加速

数ある自動運転関連銘柄を差し置いて、最も注目集めている会社、それはベンチャー企業の「ZMP」で間違いないだろう。このZMPが遂に、2016年12月19日に新規上場(IPO)となる見込みだ。

会社規模としては今年最も注目されたIPO、LINE(3938)には遠く及ばないかもしれないが、投資家からの期待度的には同程度と言っても過言ではないはず。

ただ、LINE同様にこれまで何度も「ZMP遂に上場!」という話題が出ては消えを繰り返してきたので、インパクトが薄れてきているのは確かだ。

LINE関連銘柄も上場が材料出尽くしとなり、そこからは一切盛り上がっていない。ZMP関連銘柄も12月19日の上場予定日がピークとなる可能性は十分にある。

追記:ZMP上場時の時価総額はおよそ400億円程度

ZMPが上場となった際の時価総額はおよそ400億円程度になると報道されている。期待が大きかった分、この額はやや物足りないものと捉えられるかもしれない。

実際、この額が報道された瞬間にZMP関連銘柄は急落を見せており、失望売りとなった。

元々規模の違うIPOではあるがLINEの場合は初値3,300円で時価総額は7000億程となったことを考えるとその15分の1以下となる計算になる。直近のIPOではベイカレント・コンサルティング(6532)と同程度の時価総額となる見込みだ。

ZMPへの期待は変わらず大きいが、ZMP関連銘柄急騰への期待は若干薄れてくるかもしれない。

追記:ZMPは赤字上場となる見込み

ZMPの最終損益は6000万円弱の赤字になると見られており、赤字上場となる見通しだ。最近のベンチャー企業では赤字上場も珍しくはなく、東証1部上場のLINEも赤字だったことを考えれば特に問題視する必要はないだろう。

自動運転という世界が注目する技術、東京オリンピックまでに実用化を目指したい技術、その先頭を走る企業ということで赤字であっても期待度は変わらない。

追記:ZMPのIPO当選の鍵を握る主幹事証券会社はどこか

ZMPのIPO当選はほとんどの投資家が願うところだろう。当選の鍵を握る主幹事証券会社、これもまもなく判明するはずだ。

今のところは前述した通り

  • 野村証券
  • SMBC日興証券

この2社がZMPのIPO主幹事候補となっている。

引き続き、情報が入り次第、追加記事にて伝達予定。

追記:ZMP上場承認に伴い株主を発表。FVCが240万株保有

ZMPの上場承認に伴い株主の発表がなされ、これまで保有数が不明だった企業も正確な数字が示されることとなった。(3663)アートスパークや(6632)JVCケンウッドは事前情報の通りの数字。注目されていた(8462)フューチャーベンチャーキャピタルは予想を大きく上回る240万株の保有となった。時価総額の面から見ても(8462)フューチャーベンチャーキャピタルの株価急騰期待が膨らんだと言えるだろう。

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