個別銘柄情報(8/25分)
協エクシオ(1951)、大和は投資判断を引き上げ
1535円 79円高
大和証券は、同社の投資判断を従来の「3」から「2」に引き上げ、目標株価を同1300円から1700円に引き上げた。同社グループの5社単純合算のNTTグループ向け月次受注高は、4-7月累計で前年同期比+10%であり、上期会社計画の同▲12%と大きく乖離しつつあるという。要因は、1)固定電話系のアクセス工事が、光コラボレーションの効果で宅内へ光ファイバーを引きこむ工事が増加していると見られること、2)NTTドコモ(9437)向けモバイル工事で、LTE-Advancedの折衝コンサル業務の発注が前倒しで出ていること、の2点だそうだ。18/3期にかけてモバイル工事の利益貢献が再び高まる可能性が出てきたと考えたという。
大気社(1979)、SMBC日興は目標株価を引き下げ
2280円 72円安
SMBC日興証券は、同社の投資評価は「2」に据え置いたが、目標株価を従来の2900円から2600円に引き下げた。SMBC日興予想の主な変更点は、(1)アジア経済の減速を踏まえて産業空調受注高想定を減額し、(2)為替前提を、1ドル=110円から100円へ、1ユーロ=125円から110円へと円高方向へ見直したこと、だという。これらにより、営業利益予想について、17/3期は3億円、18/3期は16億円、19/3期は15億円従来予想から減額したそうだ。為替レートに関し、同社は期中平均レートを採用しているため、円高影響が17/3期から18/3期にかけて生じる見込みのため、17/3期営業利益について110億円と同社計画の111億円をわずかに下回ると予想し、18/3期営業利益は100億円と2期連続の減益となると見直したという。
東急(9005)、野村は投資判断を引き上げ
800円 4円高
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Neutral」から「Buy」に引き上げ、目標株価1000円は据え置いた。約3か月間(5月31日から8月22日)の対TOPIXの相対パフォーマンスが14%減と野村でカバーの鉄道9社の中で最も悪く、(1)株価の割安感が従来よりも高まり、(2)4~6月期業績は堅調で、(3)不動産開発による中長期の成長ストーリーがあることから投資魅力が高まったと判断したそうだ。
丸一管(5463)、みずほは目標株価を引き上げ
3505円 5円高
みずほ証券は、同社の投資判断「買い」を継続し、目標株価を従来の3980円から4060円に引き上げた。ベトナム、米国の鋼材市況上昇により海外の損益が予想以上に改善しているという。通期の会社経常利益見通しは期初会社計画(222億円)に対して上方修正され、みずほの従来予想(220億円)を更に上回る水準となったそうだ。また、8月5日の米国の輸入熱延コイル反ダンピングマージン決定により、ポスコ品にかかる税率は相殺関税も含めると約60%となったという。ポスコ品の対米輸出は難しくなり、同社に対する値上げ圧力も減退すると予想したそうだ。
三菱マ(5711)、みずほは目標株価を引き下げ
269円 7円安
みずほ証券は、同社の投資判断は「中立」に据え置いたが、目標株価を従来の310円から280円に引き下げた。17/3期営業利益は円高進行を主因に会社計画比30億円下振れの620億円を予想したという。中計目標値(営業利益1000億円:為替前提100円/ドル、銅価前提300セント/ポンド)からは大きく乖離すると考えたそうだ。18/3期営業利益は前年比10%増の680億円を予想しているが、高水準の環境対策引当金の計上見込みから、税引利益はやや抑制された水準にとどまると見たという。
豊田合(7282)、みずほは目標株価を引き上げ
2266円 84円高
みずほ証券は、同社の投資判断は「中立」に据え置いたが、目標株価を従来の2100円から2270円に引き上げた。17/3期は円高やオプトエレクトロニクス事業(以下、オプト事業)の低迷が足かせとなり前期比7%営業減益を予想したという。しかし、自動車部品事業は内外装部品の拡販や製品構成良化を主因に前回想定を上回る利益を確保すると予想したそうだ。今後オプト事業の収益改善進展やそれに向けた具体策が示されることで、より評価が高まる可能性もあると考えたという。
SBSHD(2384)、岩井コスモは目標株価を引き上げ
924円 42円高
岩井コスモ証券は、同社の投資判断「A」を継続し、目標株価を従来の900円から1100円に引き上げた。今上期業績は、川越物流センターの売却により、大幅な増益を達成。インド子会社にかかる特別損失約120億円計上により赤字となった前期から一転し、今期の純利益は過去最高とV字回復が見込まれるという。新たな物流センターの立ち上げも順調であり、来期以降も堅調な業績推移が期待できるそうだ。
ステラケミファ(4109)、岩井コスモは投資判断を引き上げ
3415円 55円安
岩井コスモ証券は、同社の投資判断を従来の「B+」から「A」に引き上げ、目標株価を同2400円から3800円に引き上げた。原材料価格下落による収益環境の好転、リチウムイオン電池材料の需要増加と市況好転、半導体関連の需要拡大本格化、世界初の画期的ながん療法の将来性を評価して投資判断を引き上げたそうだ。
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