個別銘柄情報(10/25分)
日電産(6594)、野村は目標株価を引き上げ
9867円 567円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の10500円から10800円に引き上げた。7~9月期は、収益性が改善、営業利益が野村の事前推定を大きく上回ったという。精密小型のトップライン成長が戻ってきたことで、戦略的に取り組んできた車載・家電・商業・産業用の売上成長との相乗効果が現出したと見られるそうだ。精密小型と車載及び家電・商業・産業用の収益性見通しを引き上げ、野村予想を増額修正したという。
JFEHD(5411)、野村は目標株価を引き下げ
1437円 34円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の1435円から1410円に引き下げた。原料炭価格が大きく上昇しており、17.3期下期の鋼材スプレッドの悪化が予想される状況になってきたという。原料炭価格の上昇による業績悪化リスクは概ね株価には織り込まれてきたとみられるが、下期の業績不透明感が残る中では株価上昇は難しいと見たそうだ。
新日鉄住金(5401)、野村は目標株価を引き下げ
2030.5円 31円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の2080円から2030円に引き下げた。原料炭価格が大きく上昇しており、17.3期下期の鋼材スプレッドの悪化が予想される状況になってきたという。鋼材価格の値上げが部分的にでも浸透することが明らかになり、原料炭のスポット価格が下落する局面では株価が短期的に見直される可能性はあるが、17年の中国の鋼材需要が今年よりも厳しい状況が予想される中では、株価が大きく上昇することは難しいと判断しているそうだ。
シマノ(7309)、CSは投資評価を引き上げ
18220円 750円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価を従来の「Neutral」から「OUTPERFORM」に引き上げ、目標株価を同15500円から20000円に引き上げた。自転車部品輸出金額伸び率のボトムアウトにより、伸び率と相関性の高い株価、バリュエーション、コンセンサス予想の上昇/上方修正を予想することが、投資評価引き上げの理由だという。世界のスポーツ自転車の普及率は未だ1%程度と推定され、成熟市場にほど遠く、長期的な市場拡大余地が大きいことに加え、同社の圧倒的な競争力が維持されることに疑念がないそうだ。
マイクロニクス(6871)、いちよしはレーティングを引き下げ
1181円 29円安
いちよし経済研究所は、同社のレーティングを従来の「B」から「C」に引き下げ、フェアバリュー900円は据え置いた。会社側の16.9期見通しの修正内容に関し、売上高については、いちよしの従来見通しで270億円としていたこともあり、第3四半期(16年4-6月)決算発表時点で計画が過大だった可能性が高いという。一方、営業利益見通しの修正(18億円→16億円)に関しては、連結子会社との間における会計要因の色合いが強く、ほぼ一過性要因と捉えるているそうだ。ただし、前回レポート以降の株価上昇によりレーティングを引き下げたという。
ナノキャリア(4571)、いちよしはフェアバリューを引き下げ
938円 20円安
いちよし経済研究所は、同社のレーティングは「A」に据え置いたが、フェアバリューを従来の1600円から1500円に引き下げた。NC-6300(抗がん剤のエピルビシンをミセル化ナノ粒子に内包したDDS製剤)に関する興和との契約が終了することを考慮し、業績予想を見直したという。主力開発品の抗がん剤シスプラチンミセル(NC-6004)の投資回収等による中長期の利益成長期待に変わりはなく、レーティング「A」を継続したそうだ。
日本軽金属HD(5703)、MSは「Overweight」でカバレッジを開始
234円 7円高
モルガン・スタンレーMUFG証券は、同社について、新規に投資判断を「Overweight」、目標株価を260円でカバレッジを開始した。相対的に堅調な業績が期待でき、バリュエーションの観点から割安感もあり、中長期では注目事業の収益貢献により、期待ROEの見直し余地からディスカウント解消の可能性あると考えたという。バランスの取れた事業モデルと、多岐に渡る商品群により、著しく業績を悪化させる要素はなく、ダウンサイドリスクも比較的小さいそうだ。
トリケミカル(4369)、MUMSSは「Buy」でカバレッジを開始
2423円 277円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社について、新規にレーティングを「Buy」、目標株価を3000円でカバレッジを開始した。株価は上場来高値近辺で推移するが、最先端の半導体製造用化学薬品の需要獲得機会の増大などに対する成長力は評価不足と考えたという。エクイティストーリーは、最先端の半導体材料の需要拡大と設備増強による収益性改善に加え、顧客層拡大による成長加速シナリオの実現だそうだ。
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