18日の海外動向と各種テクニカル指標
19日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比90円安の26650円、高値は18日18時09分の26830円、安値は終値。18日のNYダウは反落、前日比124.32ドル安の30179.05ドルでした。ナスダック総合株価指数は5日ぶりに反落、同9.107ポイント安の12755.638ポイントでした。追加経済対策を巡っては、18日は新たな進展が伝わらず、協議の不透明感が強まったことが売り材料になりました。週明け21日からS&P500種株価指数に採用されるテスラが上場来高値を付けました。NY原油先物相場は5日続伸、WTI期近の2021年1月物は前日比0.74ドル高の1バレル49.10ドルでした。NY金先物相場は反落、21年2月物は前日比1.5ドル安の1トロイオンス1888.9ドルでした。NY円相場は7日ぶりに反落、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=103円25~35銭でした。
18日のVIX指数は前日比0.36(1.64%)安の21.57でした。また、VIX3Mは同0.02(0.08%)高の25.17で、VIX/VIX3Mレシオは同0.01(1.72%)安の0.86と、1を割り込んでいます。このため、「リスクパリティ型ファンド」からの暴力的な売りを警戒する必要性は大幅に低下しています。また、Skew指数(スキュー指数、別名「ブラックスワン指数」)は、前日比0.05(0.03%)安の147.02でした。
一方、17日の日本では、プット・コールレシオは0.25と前日の0.29から低下しました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は100.40と前日の98.28から上昇しました。新高値銘柄数は49、新安値銘柄数は13でした。
なお、日経平均に関しては、日足ベースの一目均衡表では基準線は18日現在「上向き」継続です。転換線は「水平」から「下向き」転換です。転換線と基準線は「好転」継続です。遅行スパンは26日前よりも上に浮上したままで、「好転」継続です。引き続き雲の上で推移しています。また、先行スパンのクロスは、現在は確認できません。先行スパン2は、「上向き」継続です。また、18日現在のMACD(12日-26日)は451.21と前日の476.18から低下、シグナル(9日)は551.12と前日の577.51から低下、ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス99.91と前日のマイナス101.33から上昇し、「売り」継続です。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。
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