5月11日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

相場観

5月10日の日経平均は前日比152.24円(0.58%)安の26167.10円と、続落しました。5日移動平均線(10日現在26631.29円)、25日移動平均線(同26999.87円)、75日移動平均線(同26935.95円)、200日移動平均線(同28035.35円)全て下回っています。5月10日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比210円安の26060円、高値は10日22時31分の26330円、安値は11日01時31分の25920円でした。10日の騰落レシオ(25日移動平均)は81.21でした。新高値銘柄数は29、新安値銘柄数は162でした。また、10日現在のMACD(12日-26日)はマイナス148.94、シグナル(9日)はマイナス61.11でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス87.82でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。

 

10日のNYダウは4日続落し、前日比84.96ドル安の32160.74ドルと連日で年初来安値を付けました。11日の4月のCPIの発表を控えて、ダウは朝方に506ドル高まで上げた後は、昼過ぎに一時357ドル安まで下げるなどボラタイルな動きでした。ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発し、同114.423ポイント高の11737.671ポイントでした。

 

10日の米国株式市場では、半導体株が買われ、ナスダック総合株価指数が4日ぶりに反発しました。これは日経平均にポジティブ材料です。しかしながら、日本時間今夜に4月のCPIの発表を控えているため、積極的な買いは期待薄です。日経平均の想定レンジは26000円±300円程度です。

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