8月31日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

8月30日の日経平均は前日比316.62円(1.14%)高の28195.58円と、大幅に反発しました。5日移動平均線(30日現在28301.68円)、25日移動平均線(同28265.33円)を下回っています。一方、75日移動平均線(同27335.84円)、100日移動平均線(同27203.50円)、200日移動平均線(同27518.69円)全て上回り続けています。31日の大阪証券取引所における日経平均先物9月物の夜間取引終値は前日比280円安の27920円、高値は30日17時20分の28340円、安値は31日02時45分の27850円でした。30日の騰落レシオ(6日移動平均)は96.83%でした。新高値銘柄数は57、新安値銘柄数は3でした。また、30日現在のMACD(12日-26日)は221.18、シグナル(9日)は381.97でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス160.79でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は5日です。ちなみに、30日時点の当社の「大底確認10項目」のうち「2つ」(前日は3つ)が点灯している状況です。

 

30日のNYダウは3日続落し、前日比308.12ドル安の31790.87ドルでした。ナスダック総合株価指数も3日続落し、同134.533ポイント安の111883.136ポイントでした。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が30日、「(イベントで金融引き締めについて)来年まで続ける」、「(実質金利について)プラスにする必要がある」と述べたことが嫌気されました。

 

本日の東京株式市場については、8月30日の米国株安はネガティブです。しかしながら、外国為替市場での円安基調の継続はポジティブです。とはいえ、9月2日に8月の米雇用統計の発表が予定されているため、様子見ムードが強い1日となりそうです。ただし、米国のマクロ指標に関しては、良ければ更なる金融引き締めの強化・長期化を懸念、悪ければ景気悪化を嫌気する可能性があるので、発表後の市場の反応が予測しにくくなっています。このため、発表直後の市場の反応に素直に乗るしかなさそうです。ただし、米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は8月29日、26日のパウエルFRB議長のジャクソンホール会合講演を受けた米株式相場急落について、「パウエル議長のジャクソンホール講演の受け止められ方を見てうれしく思う」、「インフレ率を2%まで押し下げるというわれわれの決意の真剣さが理解された」と述べています。米国の有名な相場格言に「Don’t fight the FED」(フェドと戦うな:FRBが打ち出す方針に逆らわずに素直に従え)があります。FRBは米国株が上昇することを快く思っていないようです。このため、米国内のインフレが鎮静化するまで、米国株の上値追いは期待薄でしょう。一方、日経平均については、テクニカル的に、5日移動平均線自体は8月22日に下向きに転じたままです。5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が8月24日の28313.47円を上回る必要があります。30日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比1.34(6.26%)安の20.08でした。本日の日経平均の想定レンジは30日終値28195.58円±400円程度です。

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