個別銘柄情報(1/18分)
りそなHD(8308)、SMBC日興は投資評価を引き上げ
563円 3.3円安
SMBC日興証券は、同社の投資評価を従来の「2」から「1」に引き上げ、目標株価は同820円から745円に引き下げた。同社の国内資金利益減少幅拡大を見込み、17/3~20/3期の単体合算実質業務純益予想を従来予想比8~14%引き下げたという。一方、オムニチャネル戦略・配当成長に期待、過度な懸念で割安感強いと考えたそうだ。16/3期18.5円⇒17/3期20円⇒18/3期24円の配当成長を予想したという。
みずほ(8411)、SMBC日興は投資評価を引き下げ
216.8円 5.6円安
SMBC日興証券は、同社の投資評価を従来の「1」から「2」に引き下げ、目標株価を同335円から285円に引き下げた。同社の海外業績モメンタム鈍化を見込み、今後5年間(16/3~20/3期)の単体合算実質業務純益予想を従来予想比約10~15%引き下げたという。17/3期は他大手行も政策保有株削減を本格化させる上に、同社の簿価削減額は1600億円強、株式売却益は1600億円弱と大幅には加速しないと予想、相対的な企業価値改善は株価に十分織り込まれたと考えたそうだ。
ティーガイア(3738)、SMBC日興は目標株価を引き下げ
1228円 97円安
SMBC日興証券は、同社の投資評価は「2」に据え置いたが、目標株価を従来の2000円から1500円に引き下げた。携帯販社では、昨年末に総務省がとりまとめた「携帯電話料金その他の提供条件に関するタスクフォース」で端末販売時の値引制限が盛り込まれた影響が論点だという。同社については、値引制限の対象となる新規・MNPの販売が多い量販店・併売店の店舗構成比が高く、同業他社に比べて販売減少の影響を受けやすいと考え、SMBC日興予想を減額修正したそうだ。
応化工(4186)、野村は「Buy」でカバレッジを開始
3405円 90円高
野村證券は、同社について、新規に投資判断を「Buy」、目標株価を4600円でカバレッジを開始した。今後高い競争力をてこに半導体レジストのシェア拡大が見込まれるという。また、半導体微細化進展による多重露光技術(マルチパターンニング)の使用拡大が予想され、半導体レジスト市場は、ウエハ出荷面積の成長率を上回る高い成長が期待されるそうだ。17.3期売上は1018億円(前年比10%増)、営業利益は159億円(同15%増)と堅調に推移し、過去最高益更新を予想。
ツバキ・ナカシマ(6464)、野村は「Buy」でカバレッジを開始
1625円 47円高
野村證券は、同社について、新規に投資判断を「Buy」、目標株価を1930円でカバレッジを開始した。今後は14年に就任した新経営陣とともに、(1)欧州ベアリングメーカーへのシェア拡大、(2)セラミックやガラスボールの新商品拡販が続き、16.12期以降も(1)(2)を牽引役とした新規案件で、最高益更新を予想したという。業績ドライバは、2社購買へ意欲的なSKFおよびSchaefflerへのシェア拡大、ターボエンジンや空調廻りで新規採用が進むセラミックボールの拡販などだそうだ。
日新電(6641)、MUMSSは目標株価を引き上げ
962円 38円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングは「Hold」に据え置いたが、目標株価を従来の760円から880円に引き上げた。従来からの中小型サイズ液晶製造用に加え、有機EL用にもイオンドーピング装置の需要が膨らむと想定したという。一方、太陽光発電など新エネルギー・環境、ライフサイクルエンジニアリングの想定は変わりなく、17/3期をピークに減益に転じるシナリオも変更は無いそうだ。
GSユアサ(6674)、MUMSSは目標株価を引き下げ
405円 9円安
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングは「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来570円から480円に引き下げた。従来のMUMSS予想では、リチウムイオン電池事業は16/3期に黒字転換を見込んでいたが、(1)BEC(ブルーエナジー)製品が搭載されているHV車の販売低迷のマイナス影響が従来想定以上であることや、(2)LEJ(リチウムエナジージャパン)の収益改善が従来想定を下回ることを主因に17億円の営業損失(従来1億円の黒字)へ下方修正したという。また、海外事業は中国、インドネシア、タイ等での低調な景気動向を反映し、業績予想を下方修正したそうだ。
東ガス(9531)、GSは目標株価を引き下げ
527.8円 5.8円安
ゴールドマン・サックス証券は、同社の投資判断は「中立」に据え置いたが、目標株価を従来の680円から650円に引き下げた。会社予想は変更されていないが、減損を織り込んで16/3期のGS予想の当期純利益を1400億円から1300億円に下方修正したという。17/3期と18/3期は電力事業とガス上流投資の利益見通しをやや引き下げたが、足元までの原油価格下落と今後のLNGスポット価格の低下を織り込んでタイムラグ損の縮小を見込むため、当期純利益予想はそれぞれ2%引き上げたそうだ。
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