9月27日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

9月26日の日経平均は前週末比722.28円(2.66%)安の26431.55円と、大幅に3日続落しました。5日移動平均線(26日現在27230.92円)、25日移動平均線(同27962.08円)、75日移動平均線(同27484.50円)、100日移動平均線(同27331.00円)、200日移動平均線(同27383.27円)全て下回っています。9月27日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比120円高の26320円、高値は26日23時24分の26500円、安値は26日18時42分の26230円でした。26日の騰落レシオ(6日移動平均)は56.78%でした。新高値銘柄数は14、新安値銘柄数は156でした。また、26日現在のMACD(12日-26日)はマイナス238.21、シグナル(9日)はマイナス47.59でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス190.61でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は8日です。ちなみに、26日時点の当社の「大底確認10項目」のうち「7つ」(前日は3つ)が点灯している状況です。

 

26日のNYダウは5日続落し、前週末比329.60ドル安の29260.81ドルでした。ナスダック総合株価指数も5日続落し、同65.004ポイント安の10802.922ポイントでした。S&P500種株価指数は同38.19ポイント安の3655.04ポイントと、6月16日以来、3カ月ぶりに年初来安値を更新しました。米10年物国債利回りが一時3.93%と2010年4月以来、12年ぶりの高水準を付けたことが嫌気されました。

 

本日の東京株式市場については、26日の米株の下落がネガティブ材料です。日経平均については、テクニカル的に、5日移動平均線自体は9月15日に下向きに転じました。5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が9月16日の27567.65円を上回る必要があります。ハードルは高いです。26日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前週末比3.52(16.29%)高の25.13でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは26日終値26431.55円±400円程度です。イングランド銀行のベイリー総裁が26日、臨時声明を出し「インフレ率を2%の目標へ戻すため、必要に応じて金利を変更することをためらわない」と利上げ加速を示唆しました。これを受け、英国債利回りが急上昇し、その影響で米10年物国債利回りが上昇しました。これは世界的な株安要因です。ただし、日経平均は前日に大幅に下落しました。押し目買いや、売り方の買い戻しで、本日は底堅い動きを期待します。

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