10月18日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

10月17日の日経平均は前週末比314.97円(1.16%)安の26775.79円と、大幅反落しました。5日移動平均線(17日現在26580.41円)は上回っています。一方、25日移動平均線(同27121.96円)、75日移動平均線(同27463.42円)、100日移動平均線(同27340.55円)、200日移動平均線(同27261.05円)全て下回っています。18日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比380円高の27110円、高値は18日05時46分の27120円、安値は17日16時39分の26730円でした。17日の騰落レシオ(6日移動平均)は58.90%でした。新高値銘柄数は39、新安値銘柄数は30でした。また、17日現在のMACD(12日-26日)はマイナス266.61、シグナル(9日)はマイナス326.92でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は60.31でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は7日です。ちなみに、17日時点の当社の「天井確認10項目」のうち「2つ」(前日も2つ)、「大底確認10項目」のうち「1つ」(前日はゼロ)が点灯している状況です。

 

17日のNYダウは大幅に反発し、前週末比550.99ドル高の30185.82ドルでした。ナスダック総合株価指数も大幅に反発し、同354.413ポイント高の10675.801ポイントでした。英国のハント財務相が17日、トラス政権が打ち出した大型減税案のほぼ全てを撤回すると表明したことで、金融市場の混乱が落ち着く見通しとなり、リスクオンムードが強まり、米国株が買われました。

 

本日の東京株式市場については、米国株高が好感される見通しです。日経平均については、テクニカル的に、5日移動平均線自体は10月12日に下向きに転じました。5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が10月11日の26401.25円を上回る必要がありますが、非常に高い確率で、5日移動平均線は上向きに転換する可能性が高いでしょう。17日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前週末比0.30(1.21%)高の25.02でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは17日終値26775.79円±400円程度です。テクニカル的には、25日移動平均線(17日現在27121.96円)、200日移動平均線(同27261.05円)、10月6日の27399.19円などが上値メドとして、当面は意識されるでしょう。

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