11月29日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録
11月28日の日経平均は前週末比120.20円（0.42％）安の28162.83円と、続落しました。５日移動平均線（28日現在28177.90円）を下回りしました。一方、25日移動平均線（同27706.21円）、75日移動平均線（同27658.83円）、100日移動平均線（同27535.85円）、200日移動平均線（同27194.63円）全て上回っています。11月29日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比80円安の28080円、高値は29日00時13分の28300円、安値は終値でした。11月28日の騰落レシオ（６日移動平均）は174.59％でした。新高値銘柄数は125、新安値銘柄数は０でした。また、ＭＡＣＤ（12日－26日）は249.66、シグナル（9日）は229.61でした。ヒストグラム（＝MACD －シグナル）は20.05でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー（株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。）は５日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうち「４つ」（前日も4つ）が点灯している状況です。
28日のＮＹダウは４日ぶりに反落し、前週末比497.57ドル安の33849.46ドルでした。ナスダック総合株価指数は続落し、同176.857ポイント安の11049.499ポイントでした。中国での新型コロナウイルス対策への抗議活動の過熱化が、同国の一段の景気悪化を招き、世界経済に波及すると警戒され、リスクアセットの株式が売られました。また、ＦＲＢ高官が金融引き締めの長期化見通しを示唆したことも嫌気材料でした。
本日の日経平均については、米国株安が嫌気されそうですテクニカル的に、５日移動平均線自体は11月22日に上向きに転じました。５日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が11月21日の27944.79円を下回る必要があります。下向きに転じる可能性は５分５分です。28日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比1.04（5.94％）高の18.53でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは28日終値28162.83円±400円程度です。
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