4月7日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

6日の日経平均は前日比340.63円(1.22%)安の27472.63円と大幅続落しました。5日移動平均線(6日現在27960.59円)、25日移動平均線(同27739.82円)を下回っています。一方、75日移動平均線(同27214.01円)、100日移動平均線(同27403.36円)、200日移動平均線(同27370.89円)は上回っています。7日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比90円高の27620円、高値は7日03時36分の27680円、安値は6日19時04分の27510円でした。6日の騰落レシオ(6日移動平均)は72.84%でした。新高値銘柄数は16、新安値銘柄数は108でした。また、MACD(12日-26日)は85.43、シグナル(9日)は48.02でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は37.40でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうち「2つ」(前日は3つ)が点灯している状況です。

 

6日のNYダウは、前日比2.57ドル高の33485.29ドルでした。ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発し、同91.10ポイント高の12087.96ポイントでした。6日発表の週間の米新規失業保険申請件数は22万8000件と市場予想の20万件を上回ったことで、労働市場の減速が景気の冷え込みにつながるとの懸念が強まりました。これが上値圧迫要因でした。一方、これは米長期金利の低下要因であり、ハイテク株の買い材料となりました。なお、6日のNY債券市場で長期債相場は6日続伸し、米10年物国債利回りは前日比0.01%低い3.30%でした。

 

日経平均については、5日移動平均線自体が4月5日に下向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が3月31日の28041.48円を上回る必要があります。6日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.10(0.57%)高の17.72でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは6日終値27472.63円±400円程度です。なお、本日、日本時間21:30に3月分の米雇用統計が発表されます。非農業部門雇用者数は、今回発表の3月分は20万人台前半と事前予測されています。ですが、本日は、欧米市場はイースター休暇入りしており、休場です。このため、東京株式市場では、多くの投資家は、様子見スタンスを強める見通しです。

 

25日移動平均線が、8日ぶりに下降転換しました。本日、25移動平均線が上向き転換するには、終値で3月2日の27498.87円を上回ることが必要です。なお、5日の大幅安で、日経平均が5日移動平均線を下回り、且つ、5日移動平均線自体が下向きに転じたため、3月16日の26632.92円を起点にしたリバウンドは、4月4日の28287.42円で終了したとみてよいでしょう。現時点での押し目メドは26632.92円から28287.42円までの上げ幅の61.8%押しの27264.94円を想定しています。ただし、6日の下落で半値押し(27460.17円)は6日の下落で達成済みのため、値幅的な調整はほぼ実現したとも考えられるため、リバウンドするようならば、5日移動平均線を目指すと考えています。

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