4月21日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

20日の日経平均は前日比50.81円(0.18%)高の28657.57円と小幅ながら反発しました。5日移動平均線(20日現在28586.28円)、25日移動平均線(同27850.91円)、75日移動平均線(同27433.94円)、100日移動平均線(同27426.17円)、200日移動平均線(同27464.77円)全て上回っています。21日の大阪証券取引所における日経平均先物6月物の夜間取引終値は前日比50円安の28600円、高値は21日02時52分の28680円、安値は20日21時33分の28490円でした。20日の騰落レシオ(6日移動平均)は142.79%でした。新高値銘柄数は139、新安値銘柄数は22でした。また、MACD(12日-26日)は259.28、シグナル(9日)は150.24でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)は109.05でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は1日です。ちなみに、当社の「天井確認10項目」のうち「5つ」(前日は6つ)が点灯している状況です。

 

20日のNYダウは3日続落し、前日比110.39ドル安の33786.62ドルでした。ナスダック総合株価指数は反落し、同97.67ポイント安の12059.56ポイントでした。フィラデルフィア連銀の製造業景況指数がマイナス31.3と、市場予想のマイナス19.9を下回ったことが嫌気されました。また、NY連銀のウィリアムズ総裁は19日夜の講演で高インフレを抑制するための利上げ継続を支持したことや、クリーブランド連銀のメスター総裁は20日の講演で、4.75~5.00%の政策金利を5%超に引き上げる必要があるとの考えを示したことも悪材料でした。

 

日経平均については、5日移動平均線自体が4月12日に上向きに転じました。本日以降、5日移動平均線が下向きに転じるためには、本日終値が14日の28493.47円を下回る必要があります。20日の日経平均ボラティリティー・インデックスは前日比0.15(0.94%)安の16.19でした。本日の日経平均のメインの想定レンジは20日終値28657.57円±400円程度です。

 

17日から、25日移動平均線が、4日連続で上昇しています。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で3月16日の27010.61円を下回ることが必要です。なお、12日に、日経平均は5日移動平均線を上回り、且つ、5日移動平均線自体が上向きに転じたため、4月4日の28287.42円からの調整は一巡し、現在は、6日の27427.66円を起点にしたリバウンドが発生中と認識しています。上値メドは4日の28287.42円とみていましたが、これを上抜けたため、次は3月9日の28734.79円を目指すことになりそうです。

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