9月25日 カブ知恵 モーニングミーティング議事録

<本日の注目銘柄>

積水化学工業(4204)

2024年3月期第1四半期の2桁営業増益が注目ポイントです。当第1四半期の連結業績については、売上高は2853.93億円(前年同期比1.1%増)、営業利益は152.85億円(同10.4%増)、経常利益は221.80億円(同3.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は241.29億円(同65.5%増)でした。当第1四半期連結累計期間は、戸建住宅市況の低迷が継続し、住宅受注棟数は前年同期を下回りました。また、欧米および国内の建築・消費財、半導体関連の需要も低迷し、自動車生産も想定をやや下回りましたが、売上の平準化や高付加価値品の販売拡大などにより、増収となりました。スプレッドの確保の徹底や固定費の抑制などにより、営業利益および経常利益は増益となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、投資有価証券売却益により大幅な増益となりました。

 

<前日の東京株式市場>

22日の日経平均は前日比168.62円(0.52%)安の32402.41円と、4日続落しました。5日移動平均線(22日現在32954.58円)、25日移動平均線(同32542.47円)、75日移動平均線(同32642.46円)全て下回っています。23日の大阪証券取引所における日経平均先物12月物の夜間取引終値は前日比10円高の32280円、高値は23日00時31分の32420円、安値は22日17時07分の32250円でした。22日の騰落レシオ(6日移動平均)は92.85%でした。新高値銘柄数は47、新安値銘柄数は47でした。また、MACD(12日-26日)は128.37、シグナル(9日)は172.93でした。ヒストグラム(=MACD -シグナル)はマイナス44.56でした。なお、ここ20日間のディストリビューションデー(株価指数が下落するときに取引高が前日より増大する日のことです。20日以内に5回あると暴落の兆しと言われています。)は4日です。ちなみに、当社の「大底確認10項目」のうちが2つ(前日はゼロ)が点灯している状況です。

 

<前日の米国金融市場>

22日のNYダウは4日続落し、前日比106.58ドル安の33963.84ドルでした。ナスダック総合株価指数も4日続落し、同12.18ポイント安の13211.81ポイントでした。22日、ボストン連銀のコリンズ総裁が、米金融当局が2%のインフレ目標を達成するためには、さらなる利上げもあり得るとし、従来の想定以上に高金利を長く維持する必要があるかもしれないとの認識を示したことが嫌気されました。また、全米自動車労組(UAW)が22日、米ゼネラル・モーターズと欧州ステランティスに対してストライキを拡大すると表明したことも悪材料視されました。

 

<本日の東京株式市場の見通し>

22日の米国株安を受け、本日の日経平均は、軟調に推移する見通しです。ですが、22日のNY債券市場で長期債相場は4日ぶりに反発し、米10年物国債利回りは前日比0.06%低い4.43%で終えたことは、日本株の下支え要因となるでしょう。また、22日のNY外国為替市場で円相場は反落し、前日比80銭円安・ドル高の1ドル=148円35~45銭で取引を終えました。この円安もわが国外需株のサポート材料です。

 

<日経平均テクニカル分析>

日経平均については、5日移動平均線は2日連続で下降しました。本日以降、5日移動平均線が上向きに転じるためには、本日終値が9月15日の33533.09円を上回る必要があります。

 

25日移動平均線は、11日連続で上昇しました。本日、25移動平均線が下向き転換するには、終値で8月18日の31450.76円を下回ることが必要です

 

今後に関しては、「日経平均が25日移動平均線を下回り、且つ、25日移動平均線自体が下向きの状況」の状況になったら、それが調整入りのサインと認識する予定です。

 

22日の東証グロース市場指数は前日比18.21p(1.99%)高の934.64pでした。5日移動平均線(22日現在937.29p)、25日移動平均線(同953.56p)、75日移動平均線(同986.62p)全て下回っています。5日移動平均線は、3日連続で下降中です。本日、上向きに転じるには、9月15日の949.42pを上回る必要があります。25日移動平均線は47日ぶりに上向き転換しました。本日、下向きに転じるには、8月18日の914.15pを下回る必要があります。

 

今後、「東証グロース市場指数が25日移動平均線を上回り、且つ、25日移動平均線自体が上向きの状況」に状態に変化するまでは、調整が続くとみています。

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